( 238584 )  2024/12/24 06:17:37  
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海上自衛隊の護衛艦で最初に「トマホーク」巡航ミサイルを搭載する予定の艦船は、「ちょうかい」とされている。

アメリカ国防総省が2024年12月19日に日本向けの78発の最新型ブロックV型の「トマホーク」巡航ミサイル契約を発表。

2025~2027年度に最大400発のミサイルを取得し、自衛隊の反撃能力強化のため配備される予定。

海上自衛隊幕僚長会見では、「ちょうかい」で初の「トマホーク」の発射機能を備えると述べられ、2025年度末までに装備を完了する予定。

(要約)

( 238586 )  2024/12/24 06:17:37  
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海上自衛隊の護衛艦で最初に「トマホーク」巡航ミサイルの搭載が予定されている「ちょうかい」(画像:海上自衛隊)。 

 

 アメリカ国防総省が2024年12月19日に発表した各種装備の契約で、日本向けの「トマホーク」巡航ミサイルの明記が確認されました。 

 

 この資料によると、日本向けは78発、モデルは最新型のブロックV(ファイブ)です。 

 

 日本は、2025~2027年度に最大400発の「トマホーク」ミサイルを取得する計画です。同ミサイルは他国の基地などを破壊する性能を有するため、2022年度から防衛強化の一環として自衛隊での保有が決定した「反撃能力(敵基地攻撃能力)」の目玉装備のひとつで、海上自衛隊に配備される予定です。 

 

 なお、海上自衛隊では今年9月3日の海上幕僚長会見で、「トマホーク」の発射機能を最初に備える護衛艦は「ちょうかい」であると明言しています。 

 

「ちょうかい」は長崎県の佐世保基地に配備されており、定期整備のタイミングで「トマホーク」の発射機能が付加される予定です。定期整備とそれに伴う改修は2025年度末に終了する見込みで、防衛省・海上自衛隊はそれに合わせて「トマホーク」の取得を当初の予定より1年前倒しして、同年度中に実施することにしています。 

 

 今回、確認された日本向け「トマホーク」の調達数は、おそらくそれに該当するものと考えられます。 

 

乗りものニュース編集部 

 

 

 
 

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