( 238949 )  2024/12/25 03:37:36  
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石川県内で起きた地震による災害関連死の申請数が増加しており、209人の申請が審査を待っていることが明らかになった。

これまでに255人が関連死と認定され、さらに15人の認定が決まっているが、不明な事例もまだ存在している可能性があり、犠牲者数は500人を超える見込み。

県は認定された関連死者の死因や経緯を公表している。

各市町では月に1回、数人から十数人を対象に審査が行われており、珠洲市、七尾市、能登町などで申請数が多い。

これまで322人が審査を受け、255人が関連死に認定されており、15人の認定が決定済み。

未審査の人数は209人に上る。

(要約)

( 238951 )  2024/12/25 03:37:36  
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地震による石川県内の主な市長の災害関連死認定・申請数 

 

 能登半島地震後の避難中などに亡くなり、遺族が石川県の市町に災害関連死認定を申請し、県などによる審査をまだ受けていない人が209人に上ることが24日、各市町への取材で分かった。県内でこれまでに255人が関連死と認定され、ほかに15人の認定が決まっているが、その疑いがある事例はさらに埋もれていそうだ。建物倒壊などによる直接死と合わせ現在500人超となる見通しの犠牲者数が、大幅に増える可能性もある。 

 

 県は認定が決まった関連死について、死因や、死亡に至る経緯の集計結果を公表。 

 

 県内全19市町に23日、申請状況を取材したところ、13市町で計531人だった。市町別では輪島市が160人、能登町100人、珠洲市96人、七尾市84人など。各市町はおおむね月1回、数人~十数人ずつを対象に審査している。 

 

 県などによると、審査済みは322人で、このうち関連死に正式認定されたのが255人。ほかに15人の認定が決まっており、認定数は270人となる見通し。不認定は43人。審査をまだ受けていない人が209人に上る。 

 

 

 
 

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