( 240099 )  2024/12/27 05:52:55  
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NEXCO中日本の名古屋支社は、東海北陸道で追越車線の工事規制内に車両が突入し、作業員が死亡する事故が起きたことを発表した。

過去のデータによると、工事規制箇所での事故は年々増加している。

同支社は注意喚起をSNSで行っていたが、死亡事故が発生した。

投稿では、漫然運転やながら運転が事故の一因であると指摘し、安全運転を呼びかけた。

多くのコメントでは運転者の厳罰化を求める声が挙がっており、国もながらスマホの厳罰化を行っている。

運転者の意識改革が必要との声もある。

(要約)

( 240101 )  2024/12/27 05:52:55  
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 NEXCO中日本 名古屋支社は2024年12月25日、公式SNSを更新。 

  

 東海北陸道で、追越車線の工事規制内に車両が突入し「作業員がはねられて死亡する」という事故が起きたと発表しました。 

 

気をつけて! 高速道路上の工事規制箇所(画像はイメージ) 

 

 事故が起きたのは24日 14時ごろ。現場は下り線の美濃関JCT付近です。 

 

 工事のための規制が始まる地点で、作業員が規制解除の作業をおこなっていたところ、乗用車が作業員をはねたというものです。 

 

 こうした工事規制箇所での事故は、NEXCO中日本の管内だけでも「2016年度46件、2017年度103件、2018年度には149件」と、年々増加の一途をたどっているといいます。 

 

 これをうけて、同支社でも近年はSNSにより注意喚起を行ってきましたが、ついに死亡事故が起きてしまいました。 

 

 今回の投稿では、「高速道路上の工事規制箇所へ衝突する事故が多発しており『漫然運転』や『ながら運転』が一因と考えられます。前方をよく見て、安全運転にご協力をお願いいたします」とあらためて注意喚起。 

 

 添付された映像では、過去の事故の様子が映し出され、ノーブレーキで規制車に激突したり、規制施設を吹っ飛ばしていくトラックなどが捉えられています。 

 

 投稿にはすでに約2500件の反応があり、コメントでは「この手の事故起こした奴は一生免許取得禁止でいいわ」「中途半端に『運転支援機能』なんて付けるから横着運転する奴が増えるんですよねぇ」「免許取り上げでしょ!」「ながら運転も、即刻免許剥奪でいいと思います。ハンドルを握るという意味を、もう一度教習所で習ってきて下さい」といった声が上がっています。 

 

「こういう映像見てると、ドライバーは前を見てないんじゃないかと思う。免許の取得、更新をもっと厳しくした方がいいのでは?」という声も。 

 

 また「いくら注意喚起したところでアホは見ない」「何を言ったところで、ながら運転をする輩や、運転はただの移動だと考えてる人らは、こういう類の注意喚起には目もくれないからからなあ」という絶望的な声も上がっていました。 

 

 ちなみに、相次ぐながら運転での事故をうけて、国は2019年12月に、道路交通法を改正して「ながらスマホ」を厳罰化。 

 

「携帯電話使用等(保持)」の違反は6か月以下の懲役または10万円以下の罰金、反則金1万8000円(普通車)、違反点数3点となり、事故を起こせばさらに「携帯電話使用等(交通の危険)」の違反に該当し、1年以下の懲役または30万円以下の罰金、違反点数6点(免許停止処分対象)となります。 

 

くるまのニュース編集部 

 

 

 
 

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