( 240271 ) 2024/12/27 15:54:19 0 00 FNNプライムオンライン
自民党は27日、派閥の政治資金パーティー収入のキックバック分を収支報告書に記載していなかった問題のけじめとして、 不記載額の総額約7億円を上回る8億円の寄付を行ったと発表した。
寄付先は、赤い羽根共同募金で知られる社会福祉法人「中央共同募金会」で、寄付金の原資に政党交付金は使わず、党費などの党の会計から支払う。
森山幹事長は「法律的な問題は終わっているものの、本件は派閥にとどまらず、党全体の問題であると認識し、道義的立場から、党の政治的けじめとして8億円を寄付した」とコメントした。
寄付先や金額については「不記載額やや党財政、寄付先の事情等も勘案した上で、公選法など法令に則り適正に行うため、事務方の意見も聞きながら党執行部で相談して決定した」という。
中央共同募金会には、各都道府県の共同募金会に均等に配分するよう依頼しているということで、森山氏は「全国の福祉に役立てていただければありがたい」とコメントした。
フジテレビ,政治部
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