( 240409 )  2024/12/27 18:31:42  
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2024年の最大のスキャンダルとして、中居正広が女性トラブルで9000万円の解決金を支払ったことが報じられ、フジテレビ関係者のセッティングした会食でトラブルが起きたと伝えられている。

報道では、フジテレビ局内で接待行為が行われていたと報じられ、企業広報部は関与を否定している。

元フジテレビアナウンサーの長谷川氏は、大物タレントやスポンサーへの接待がフジテレビ内で行われ、出世に影響すると証言している。

コンプライアンスが厳しくなり、派手な会食が減るなかで、若手女子アナの免疫がなくなっていると指摘されている。

(要約)

( 240411 )  2024/12/27 18:31:42  
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中居正広 (C)ピンズバNEWS 

 

 さまざまな出来事があった2024年だが、今年最後で、最大のスキャンダルになりそうなのが中居正広(52)の“解決金9000万円”「女性トラブル」だ。 

 

 12月19日に発売された『女性セブン』(小学館)のスクープに端を発し、『週刊文春』(文藝春秋)やスポーツ紙が続報を伝えるなど、世間は大騒ぎとなっている。 

 

 密室で女性と2人きりになった中居が重大なトラブルを起こし、9000万円という巨額の解決金を支払ったことが明るみに。中居サイドもトラブルがあったことを認めている。複数の報道によれば、12月26日に予定されていた中居のレギュラー番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)が収録を見合わせたという。 

 

「そのほか、複数の番組の収録の予定、また番組の打ち合わせが一旦、白紙になっています」(夕刊紙デスク) 

 

 という緊急事態のようだ。 

 

 そもそも、このトラブルはフジテレビ幹部がセッティングした会食において、起きたものだと伝えられている。 

 

「『女性セブン』では、被害を受けたという芸能関係の女性Xさんとフジ幹部であるA氏との3人の会食があったが、A氏がドタキャンしたことで中居とXさんの2人だけの会になったと報じました。一方、12月25日発売の『文春』によれば、本来A氏の他にも参加者がいた“大人数の飲み会”だったにも関わらず、全員がドタキャンしたとあります。結果は同じですが、予定されていた参加人数に差がありました」(前同) 

 

『文春』には、A氏は女子アナや女性局員を“タレントの接待要員として扱ってきた”とのフジテレビ局員の証言も掲載されている。同誌はXさん本人にも話を聞いており、そこで彼女はA氏とフジテレビへの憤りを口にしていた。 

 

《なぜ今までフジはAさんがやっていることを止めてこなかったのか。見て見ぬふりをしてきたのか。私と同じような被害に遭っている子がいます》 

 

 ただ、フジテレビの企業広報部はA氏のトラブルへの関与について、《弊社社員Aに関するご質問は、事実と異なりますので、明確に否定させていただきます》と、『文春』の取材に対して、事実関係を否定している。 

 

 実際にフジ局内に、このような風習は存在するのか――。弊サイトは元フジテレビアナウンサーで、今は複数の会社を経営する実業家の長谷川豊氏(49)に話を聞いた。すると、長谷川氏は「何十年も前から、ごく当たり前に行なわれてきたのは事実」と言うのだ。 

 

「多いのはプロ野球選手への接待として、若い女子アナが会食の席に呼ばれるケースですね。そのままねんごろになって結婚につながることも珍しくありません。最近は実業家との会食が多い。女性だけではなく、男性アナも同様です。 

 

 僕も(スポンサーである)女性社長との会食に接待要員として呼ばれ、無理やり胸を触らされたことがあります。当時は、(フジの)営業部が血反吐を吐きながら頑張ってくれていることを思えば、それぐらい協力しますよという気持ちでした」(長谷川氏=以下同) 

 

 

 いわゆる“大物タレント”や著名人、スポンサーなどへの接待。営業的な観点からすれば、それ自体はどの企業にもあることだろうが、とりわけフジテレビでは、躍起になって大物タレントへの接待が行なわれていたと長谷川氏は証言するのだ。それは、社員の“昇進”に関わるからだという。 

 

「フジテレビは、大物タレントとどれだけ仲良くなれるか、どれだけゴマを擦れるかで出世が決まるんです。(明石家)さんまさんにゴマを擦りまくったある人はめちゃくちゃ偉くなったし、そもそも今の港浩一社長(72)は長くとんねるずの番組を担当していて、(とんねるずと)めちゃくちゃ仲良しでしょ。大手事務所や大物タレントのバックアップがあって、昇進できる仕組みです」 

 

 局としても、豪華な接待をしたという“貸し”により、キャスティングの融通や独占映像、独自インタビューを取れるなどのメリットがあるという。そして、そういった会食に駆り出されやすいのは若手の女性アナウンサーが多かったというが、 

 

「正直に言えば、人気タレントとの会食ともなると、むしろ喜んで行きたいという女子アナが多いですよ。行った後は、自分から仲間内で“報告会”をしていましたよ」 

 

 では、今回の中居の報道のケースのような、“タレントと2人きりにされる”といったケースもよくあることだったのか。 

 

「以前はいきなり2人きりにされることはなかった記憶があります。盛り上げ要員として女子アナも何人かで行って、そのなかの“おかみさん”的な役割の女子アナが、若手アナとタレントとの距離感をコントロールしてあげるのが通例でした。 

 

 ただ最近はコンプライアンスが厳しくなり、派手な会食も減るなかで、そういうおかみさん的女子アナがいなくなり、若手女子アナ側にも免疫がなくなってきた、という流れはあるかもしれません」 

 

 長谷川氏は最後に、「時代が変わり、若手の意識も変わるなかで、いまだに時代遅れなことやってるから、こういうことになるんですよ」と語るのだった――。 

 

ピンズバNEWS編集部 

 

 

 
 

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