( 241319 )  2024/12/29 17:00:28  
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2024年12月25日、石油情報センターはガソリン価格の調査結果を発表しました。

レギュラーガソリンの価格は180.6円/リットルで、前週より4.8円高く、7週連続の値上がりです。

政府の協議でガソリン補助金が段階的に縮小されることが決定され、2024年12月に5円程度値上がりし、さらに2025年1月にも同様の値上がりが予定されています。

この影響で全国平均価格は180円台から185円前後に上昇する見込みです。

(要約)

( 241321 )  2024/12/29 17:00:28  
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 2024年12月25日にガソリン等の店頭現金小売価格調査を行っている石油情報センターは、ガソリン価格を発表しました。 

 

 それによるとレギュラーガソリンは180.6円/リットルとなり、これは前週の175.8円と比べ4.8円高く、7週連続の値上がりとなっています。 

 

ガソリン補助金…縮小 

 

 ガソリンは日常になくてはならないものです。 

 

 個人がクルマで移動する時にも使いますし、工場の機械や、物の運搬などでも使います。 

 

 そんなガソリン価格が2024年12月に5円程度値上がりしました。 

 

 さらには2025年1月にも5円程度値上がりするのです。 

 

 理由は、2024年11月22日に行われた政府の協議で、ガソリン補助金を段階的に縮小していくことが閣議決定されたから。 

 

 内容としては、ガソリン補助金を段階的に縮小され、ガソリン基準価格と高率補助発動価格の間の補助率を第1段階として60%から30%に、第2段階として残りの30%も見直すというものです。 

 

 具体的には、第1段階は2024年12月19日からとなり、1リットル当たり5円程度の値上げ。 

 

 そして第2段階は2025年1月16日となり、残りの30%補助もなくなる予定で、1リットル当たり5円程度の値上げとなるようです。 

 

 元々このガソリン補助金は、1リットル当たりの店頭価格が175円にあるように調整するものでした。 

 

 そのため、12月19日以降は5円程度高くなったことで全国平均は180円台に。 

 

 さらに1月16日以降ではさらに5円程度高くなるので、全国平均は185円前後と予想されています。 

 

 こうした状況について、街のガソリンスタンドの定員は次のよう話しています。 

 

「12月18日は駆け込み需要もあり、長蛇の列ができていました。 

 

 また12月19日以降は、補助金が縮小したことを知らない人が『なぜいきなり高くなったのか』と質問されることもありました。 

 

 今後、1月15日、そして16日以降にも同様のことが予想されます」 

 

※ ※ ※ 

 

 12月、1月は年末年始を挟むことから多くの移動が見込まれます。 

 

 実際に前出のガソリンスタンドに来ていた複数のユーザーからは「年末年始の時期に補助金をなくさないでも良いのではないでしょうか」、「いきなり10円も高くなるのはやはり家計に影響がある」と話していました。 

 

 また別の人からは「ユーザーの生活に影響が大きい部分だからこそ、補助金は残して欲しい」という声も聞かれました。 

 

くるまのニュース編集部 

 

 

 
 

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