( 242154 )  2024/12/31 06:23:36  
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新幹線の座席交換には1回のみ変更できるルールがあります。

指定席券を自由席や立ち席に変更することはできず、2回目以降の変更は再購入する必要があります。

座席の変更を希望する場合は、駅の指定席券売機やみどりの窓口で手続きを行うことができます。

相談者のケースでは、席の交換が問題ない状況となっていましたが、車掌に相談してみることも一案です。

(要約)

( 242156 )  2024/12/31 06:23:36  
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新幹線で「窓側」を予約したのですが、隣の親子に「子どもに景色を見せてあげたいから変わってほしい」と言われました。寝てただけなので変わったのですが、ルール的に大丈夫だったのでしょうか。 

 

新幹線の窓側席を予約していたのに、隣の親子から「子どもに景色を見せたい」と頼まれて、席を譲ったことがある人もいるかもしれません。そもそも新幹線の座席交換にはどのようなルールがあるのでしょうか。この記事では、新幹線の座席の交換に関するマナーやルールについて解説します。 

 

新幹線の指定席券は、購入後に1回のみ変更することが可能です。JR東日本とJR西日本の規定によれば、指定券や自由席特急券、急行券、自由席グリーン券などは1回に限り変更が認められていますが、変更前の料金との差額を支払う必要があります。 

 

一方、指定席券を自由席や立ち席に変更することはできません。自由席や立ち席に変更する場合には、指定席券を一度払い戻した後、新たに自由席特急券を購入する必要があります。また、変更手続きは、乗車予定列車の出発時刻までです。 

 

使用開始後の場合、きっぷの変更はできますが不足分の料金を支払う必要があります。ただし、使用開始前とは違い、過剰となる場合の払い戻しはありません。 

 

■2回目以降の変更は 

同じ種類のきっぷは1回まで手数料なしで変更が可能です。ただし、2回目以降の変更は、一度払い戻しを行い、新たにきっぷを購入する必要があります。なお、払い戻し手続きは、駅や旅行センター、主要な旅行会社で対応しています。 

 

新幹線の指定席券を変更したい場合、「駅の指定席券売機」または「みどりの窓口」で手続きが可能です。ただし、出発時刻前の変更に限ります。変更したい指定席券を用意し、以下の方法で進めます。 

 

■指定席券売機での変更 

券売機のメニュー画面から「指定席」を選択し、案内に従って操作を行います。ただし、旅行会社で購入したきっぷやすでに変更済みのきっぷは、券売機では対応してもらえません。また、割引きっぷ・クレジットカード払いで購入した指定席券も同様の場合があることに注意してください。 

 

■みどりの窓口での変更 

みどりの窓口で指定席券を変更する場合、担当者に指定席券や乗車券を提示する必要があります。事前にみどりの窓口の営業時間を確認しておくと、スムーズに手続きが進むでしょう。 

 

なお、みどりの窓口では、変更手続きの際に不明点があれば担当者にその場で質問できます。また、変更に伴う差額がある場合は、その場で支払わなければなりません。繁忙期や混雑している時間帯には、変更手続きに時間を要する場合もあることに注意してください。 

 

 

座席に関するトラブルや疑問、不安がある場合は、車掌に相談するのが良いでしょう。車掌は、車内の安全や快適さを保つために乗務しており、ささいな問題でも対応してくれます。 

 

座席の変更や乗車券に関する質問、不安に思うことがある場合は、遠慮せず車掌に声をかけてみましょう。新幹線の場合、中間車両の乗務員室にいることがあれば、最後尾車両の運転台付近で乗務していることもあります。 

 

新幹線の車内で車掌を見かけた場合、直接声をかけても問題ありません。また、車掌が通路を巡回しているタイミングで声をかけるのも一つの方法です。なお、普通列車や地下鉄では、最後尾車両の運転台が車掌の定位置です。 

 

車掌は乗客の疑問に親身に対応し、問題解決に向けて迅速にサポートしてくれるので、不安なことがあれば相談しましょう。 

 

相談者の場合、乗車後に変わってと聞かれていますが、区間の変更はなく料金の変更がないため、不足分の料金は発生しないと状況だといえます。そのため、席の交換は問題ないといるもけれど、一度車掌に相談してみるのがよかったかもしれませんね。 

 

新幹線を快適に過ごすためには、事前にきっぷ変更方法やルールを把握し、問題が発生した場合には遠慮せずに車掌に相談することをおすすめします。 

 

出典 

東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本 きっぷの変更 

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 

ファイナンシャルプランナー 

 

ファイナンシャルフィールド編集部 

 

 

 
 

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