( 242559 )  2025/01/01 04:23:05  
00

スバルはタイのバンコクにある生産工場を閉鎖し、電気自動車(EV)の販売拡大により苦戦していることが理由とされている。

工場は2019年からスポーツ用多目的車「フォレスター」を生産していたが、今後は日本からの輸出に重点を置く方針。

他の日本メーカーもタイで生産体制の縮小や人員削減を進めており、スバルだけではない。

(要約)

( 242561 )  2025/01/01 04:23:05  
00

スバル 

 

 【バンコク=井戸田崇志】SUBARU(スバル)は30日、タイの首都バンコクにある乗用車の生産工場を閉鎖した。タイでは中国メーカーによる電気自動車(EV)の販売攻勢に伴って日本車の販売が苦戦しており、操業の継続を断念した。日本から輸出する車の販売は続ける。 

 

 工場は2019年に操業を始め、スポーツ用多目的車(SUV)「フォレスター」を生産していた。従業員は約300人。現地合弁会社は「生産ラインの従業員は解雇する」としている。 

 

 スバルは23年のタイの新車販売台数が1682台となり、19年の半分以下に減少。24年5月、年内に工場を閉鎖することを決めた。 

 

 タイでは日本メーカーの生産体制の縮小が相次いでおり、スズキは25年末までにタイ工場を閉鎖する。ホンダは2か所ある工場を1か所に集約し、日産自動車も人員削減を行う方針だ。 

 

 

 
 

IMAGE