( 243474 )  2025/01/03 03:15:52  
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青森県八甲田山系の酸ケ湯で積雪が402センチに達し、今季全国で初めて4メートル以上になりました。

積雪が全国で観測史上初めての早さで4メートル以上に達しました。

積雪が増える見込みで、雪の降り方が強まるため交通機関の乱れや雪崩などに注意が必要です。

雪道の運転時には必要な備えがあり、グッズを持参し、燃料を確認することが大切です。

(要約)

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画像:tenki.jp 

 

青森県八甲田山系の酸ケ湯では、今日2日午後11時の積雪が402センチとなり、今季全国で初めて4メートル以上になりました。現在、積雪観測を行っているアメダスの中では、観測史上最も早い記録で、1月上旬までに積雪が4メートルに達するのは国内では観測史上初めてです。 

 

今日2日、午後11時に青森県八甲田山系の酸ケ湯で積雪が402センチに達し、今季全国で初めて4メートル以上になりました。 

 

現在、積雪観測を行っているアメダスの中では、観測史上最も早い4メートル以上で、1月上旬までに4メートル以上になったのは全国で観測史上初めてのことです。 

 

日本付近は4日にかけて冬型の気圧配置となり、上空に強い寒気が流れ込むため、北~東日本の山沿いを中心に雪の降り方が強まる見込みです。積雪がさらに増えるため、交通機関の乱れや雪崩、落雪、除雪中の事故などに十分ご注意ください。 

 

画像:tenki.jp 

 

雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。 

 

(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの 

暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。 

 

(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯 

長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。 

 

(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン 

バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。 

 

(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ 

除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。 

 

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。 

 

日本気象協会 本社 日直主任 

 

 

 
 

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