( 243609 )  2025/01/03 05:33:26  
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2024年の大晦日に放送された第75回NHK紅白歌合戦の司会は、鈴木菜穂子アナウンサー、橋本環奈、有吉弘行、伊藤沙莉の4人が務めた。

初司会の伊藤は緊張気味で一部の名前を間違えたが、初々しさが視聴者に好印象を与えた。

橋本は3回目の司会で堂々とした司会ぶりを見せ、3着の華やかな衣装も注目された。

一方、有吉は過去の毒舌キャラを封印し、堅い司会ぶりを見せたが、視聴率は低く、批判もある。

(要約)

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 2024年の大晦日、年末の風物詩『第75回NHK紅白歌合戦』が放送された。大舞台の司会を務めたのは、同局のアナウンサー・鈴木菜穂子アナウンサーと、3年連続となる橋本環奈、2年連続の有吉弘行、そして初司会の伊藤沙莉の4名だ。 

 

「伊藤さんは、2024年前期の連続テレビ小説『虎に翼』でヒロインを演じ、高い功績から司会に選ばれました。現在放送中の『おむすび』では橋本さんが主演を務めており、同年のヒロイン同士が司会を務めるのは紅白史上、初めてのこと。 

 

 初出場となる伊藤さんは、鮮やかなイエローのセットアップで登場すると、緊張のせいか、少し早口になってしまい、韓国の男性5人組グループ『TOMORROW X TOGETHER』の名前を噛んでしまいました。 

 

 しかし、これだけの大舞台を初体験するうえで、緊張するのも当たり前です。その初々しさも視聴者には好印象として捉えられました」(芸能記者) 

 

 そんな伊藤を支えるかのように、“先輩” として力を発揮したのが橋本だ。 

 

「橋本さんは3回めということもあり、アナウンサーも驚くほどの名司会ぶりでした。4時間半にわたる生放送中に大きなミスをすることもなく、B’zの台本にない演出や、朝ドラ『おむすび』で共演している佐野隼人さん、仲里依紗さん、麻生久美子さん、北村有起哉さんのサプライズ登場にも驚きを見せつつ、堂々とやり遂げましたね。 

 

 さらに注目されたのが、3着の衣装です。スタート時は赤色の花が華やかに彩られた目を引くドレス。後半戦では、ゴールドのオフショルドレス、そして最後は濃いグリーンのロングドレスで、アーティストたちの派手な演出さながら、注目を浴びました」(同) 

 

 Xでは、そんな彼女への賞賛であふれる一方、もうひとりの司会者である有吉には疑問の声が相次いでいる。 

 

《有吉って良くも悪くも普通になったよな 昔だったら紅白とか見ないか、あえて毎曲文句言ってただろうな》 

 

《紅白もなんだかんだで面白かったな。 一番面白かったのは、有吉さんが所さんに「お前そんなキャラじゃないだろ」「NHKだから気を使ってるんですよ」って突っ込まれてた所だった》 

 

《3人の方が画面がしまった気がするのですが》 

 

 かつては “毒舌キャラ” で人気を博した有吉。しかし、紅白には封印して挑んだようだ。 

 

「有吉さんが初の紅白司会を務めた2023年、ふだんのバラエティ番組で見せるような流暢な司会ぶりとはほど遠く、どこか “堅さ” の残る内容でした。 

 

 そんな2023年は、世帯平均視聴率が第1部29%、第2部31.9%(関東地区・ビデオサーチ調べ)と過去ワーストを記録しました。第1部にいたっては、史上初の30%を下回る結果で、まさに大失敗。 

 

 2024年の紅白では挽回を期待されたのですが、橋本さんのそばで頷いていることが多く、有吉さん特有のキレのある司会ぶりは発揮されませんでした。 

 

 朝ドラの女優陣が緊張するのはかわいらしく映りますが、そこをフォローするのがお笑い芸人である有吉さんの役目。そうした期待される役割を十分に果たしたかというと、疑問符が残るのは間違いないでしょう。 

 

 ただ、有吉さんもプロですから、こうした “お堅い” 司会ぶりは、事前の打合せどおりなのでしょう。ここまで有吉さんという “素材” を生かせないのは、NHK側の問題です。毒舌を交えてもっと自由に司会してほしいとお願いすれば、まだまだ面白くなったはず。 

 

 もちろん、主役はあくまでアーティストですが、そうであればMCに向いた柔らかくてとげの少ない中堅、ベテラン芸人はたくさんいます。 

 

 なぜ生かしきれないのに、2年連続で有吉さんを起用したのか、キャスティングに疑問が残りますね」 

 

 司会だけは、紅組が優勝か。 

 

 

 
 

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