( 243939 )  2025/01/04 03:06:55  
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2025年1月3日、青森市では大雪が降り、積雪量が120センチに達した。

昨年末からの豪雪で除雪が追いつかず、市の窓口に除雪や排雪の要望が殺到している。

青森市では積雪が1メートル以上になり、車の通行が困難な場所もある状況だ。

市民は連日、朝から雪かきに追われており、大雪が移動時の影響を与えている。

また、公共交通機関も影響を受けており、JR奥羽線や青森空港などで運転や利用に支障が出ている。

(要約)

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雪をかぶった郵便ポストと電話ボックス=青森市で2025年1月3日、足立旬子撮影 

 

 冬型の気圧配置の影響で青森県内は津軽地方を中心に大雪となり、青森市では3日、120センチの積雪を記録した。昨年末からの大雪で除雪が追いつかない地域もあり、市の窓口には除雪や排雪などの要望が殺到。12月1日以降、既に昨冬の3倍近い計6000件以上の相談が寄せられている。 

 

 青森市では12月29日に積雪が1メートルを超え、その後も断続的に雪が降り続いている。道路脇に寄せた雪で道幅が狭くなっているところでは、車がすれ違うのがやっとだ。雪道にタイヤの跡がついてでこぼこになり、ハンドルを取られる車もあった。 

 

 市民は連日、朝から雪かきに追われている。70代の男性は「昨冬は雪が少なく楽だった。この冬はかつてないほど降り方のペースが速く、取り除いてもすぐにまた積もってしまう」とうんざりした様子だった。 

 

 大雪は3日のUターンラッシュを直撃した。JR奥羽線は弘前―大館(秋田県)間で、雪によって多数の倒木や設備被害が確認され、終日運転を取りやめた。青森空港では除雪した雪を置くために駐車スペースが狭くなり午前9時に満車となったため、公共交通機関の利用を呼び掛けた。【足立旬子】 

 

 

 
 

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