( 244764 )  2025/01/05 16:28:45  
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セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)の永松社長は、「うれしい値!」商品の導入により新規客数が増加していることを報告。

若い世代の価格感度が高い客層が増えており、物価高に対応した商品を提供している。

300品目以上の商品が対象で、TVCMも行って需要を喚起している。

永松社長は「うれしい値!」商品を「松竹梅」マーケティングの「梅」に位置付け、2025年以降も続けていく考えを示している。

「近所の日常使いの店」をコンセプトに、美味しさと経済性を兼ね備えた商品開発を行い、地域フェアや「うれしい値!」などでお客様にワクワク感を提供することが重要だと述べた。

(要約)

( 244766 )  2025/01/05 16:28:45  
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「うれしい値!」を訴求する売場 

 

 セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)の永松文彦社長は、24年12月18日、取材に応じ「うれしい値!」商品の導入により客数が増加していることを明らかにした。 

 

 「9月から本格展開して、20代男性と女性の新規顧客が増えている。どちらかというと価格感度が高い若い世代の客層が増加傾向にある」と語る。 

 

 「うれしい値!」商品は、物価高を背景とした消費者の生活防衛意識に対応して、来店頻度向上につなげることが目的。 

 

 高品質と値ごろ感を両立させるべく、ベンダーとの情報共有を密に行うなど入念に準備を行い、満を持して9月から本格展開した。 

 現在、対象品目数は300品に拡大。TVCMを投下して需要を喚起している。 

 

 永松社長は「うれしい値!」商品を、価格帯別にメリハリをつけて商品開発を行う「松竹梅」マーケティングの「梅」と位置付け、2025年・来期(2月期)以降も継続していく考えを示す。 

 

 「セブン-イレブンのコンセプトは“近所の日常使いの店”のため、本当においしいと感じて、もう一度買いたいと思っていただくのが理想でありベースとなる。これに加えて地域フェアなどワクワク感を創出するイベントと、経済性を感じられる『うれしい値!』の3つが柱となる」と述べる。 

 

 

 
 

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