( 244954 )  2025/01/06 02:59:29  
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漫画家である雷句誠氏が、投稿した年賀状イラストが韓国のファンから旭日旗を連想させるとして謝罪や作品の撤回を求める要求に対して、拒否の姿勢を示したことが報じられた。

雷句氏は、イラストは日本の読者向けに描いたものであり、旭日旗を意図的に描いたわけではないと主張し、要求には応じられないと述べた。

さらに、イラストの背景が旭日旗をイメージしたものではないとして、要求が表現の自粛を促すものであると憂慮を示している。

(要約)

( 244956 )  2025/01/06 02:59:29  
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 ※写真はイメージです(Oleksandr/stock.adobe.com) 

 

 累計発行部数2300万部超の大ヒット作「金色のガッシュ!!」シリーズなどで知られる漫画家の雷句誠氏5日、自身のX(旧ツイッター)を更新。韓国の読者から要求された作品の撤回、修正および謝罪を拒否した。 

 

 雷句氏はXで、自身が元日に投稿した「金色のガッシュ!!」シリーズのキャラクターを用いた年賀状イラストと、それに対する「韓国のファン一同」からの声明文を公開。声明文は当該のイラストが「旭日旗を連想させる背景」とし、雷句氏に謝罪と釈明、作品の撤回と修正、歴史的事実の再学習を求めていた。 

 

 これに雷句氏は「最初にお伝えすることは、この年賀状のイラストは日本の読者に向けて、おめでたい雰囲気の年賀状を届けたくて描いた。ということです。韓国の方々に不快感を与えるために描いたのではありません。ハッキリと言っておきます」と反論。「もちろん旭日旗に関する表現はこれからも注意いたしますが、今回の謝罪や絵の削除といった要求には応じられません。という結論です」と、要求を突っぱねた。 

 

 さらに雷句氏は「この年賀状イラストの背景は旭日旗をイメージしたものではない」と前提を語った上で、「絵を削除したならば、世界中で絵を描く人たち全てがこの日の出の表現が描けなくなります」と主張。「よく『萎縮』の種を作ると表現ができなくなると言いますが、まさにそれの種になるのではないでしょうか?このように私一人の問題ではなくなってしまいます」と憂慮を示した。 

 

 

 
 

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