( 246039 )  2025/01/08 05:16:02  
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米投資ファンドのKKRが傘下の西友の売却を検討しており、イオンや投資ファンドが買収に興味を示している。

西友は北海道と九州からの撤退後、東北、関東、中部、関西で240店舗を展開しており、21年にKKRと楽天が株式の85%を取得し、楽天グループは23年に全株式をKKRに売却。

現在、KKRが85%、ウォルマートが15%の株式を保有している。

イオン傘下のいなげやなど、スーパー業界で再編の動きが進んでいる。

(要約)

( 246041 )  2025/01/08 05:16:02  
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西友の看板=東京都内 

 

 米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が、傘下の大手スーパー西友(東京)の売却を検討していることが7日、分かった。複数の関係者によると、株式売却に向けた入札手続きを開始しており、小売り大手イオンや投資ファンドなどが買収に関心を示している。スーパー業界の再編が一段と加速しそうだ。 

 

 西友は2024年に北海道と九州から撤退し、東北、関東、中部、関西で約240店舗を展開する。かつては米流通大手ウォルマートの傘下だったが、21年にKKRと楽天(現楽天グループ)が株式の計85%を取得。楽天グループは23年に保有していた全株式をKKRに売却した。現在はKKRが85%、ウォルマートが15%の株式を保有している。 

 

 西友は「特にコメントすることはありません」としている。 

 

 スーパー業界ではイオン傘下のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスが関東地盤の「いなげや」を加え規模を拡大するなど、再編の動きが進んでいる。 

 

 

 
 

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