自民党の森山裕幹事長は8日、熊本市で行われた会合で、トランプ次期米大統領が内向き姿勢を示していると指摘し、「米国第一」を掲げるトランプ氏の動向を注視する考えを示した。また、国際協調を重視し、日本の発展を図っていく必要があるとも述べた。(要約)
記者団の取材に応じる自民党の森山幹事長=8日午後、熊本市
自民党の森山裕幹事長は8日、熊本市での自民県連会合で、国際情勢に関し「世界が内向きになりつつある。内向きのチャンピオンは、間もなく就任するトランプ次期米大統領だ。非常に方向性が気になる」と述べた。米国第一を掲げるトランプ氏の動向を注視する考えを示した。
同時に「世界の国々としっかりと協調し、わが国の発展を果たさなければならない」と語った。