( 247409 )  2025/01/10 18:47:56  
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国民的タレント、中居正広に関する女性トラブルについて、中居本人が1月9日にお詫びコメントを出した。

解決金9000万円を支払ったことや示談が成立したことを明かし、今後の芸能活動に支障はないと述べた。

しかし、被害女性X子さんの証言や新たな情報が出ており、批判が高まっている。

テレビ各局では中居の出演番組の収録見合わせや放送休止が続いており、中居の将来の活動には疑問符が付けられている。

(要約)

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中居正広 (C)ピンズバNEWS 

 

 国民的タレント・中居正広(52)に取り沙汰された“解決金9000万円女性トラブル”。1月9日夜7時、ついに本人が“お詫び”コメントを出した。 

 

 これは、所属事務所「のんびりなかい」の公式サイト上に《お詫び》という題で掲載されたもので、 

 

《この度は、皆様にご迷惑をお掛けしていること、大変申し訳なく思っております。 

報道内容においては、事実と異なるものもあり、相手さま、関係各所の皆さまに対しては大変心苦しく思っています。 

これまで先方との解決に伴う守秘義務があることから、私から発信することを控えておりました。私自身の活動においても、ご苦労を強いてしまっていることが多々発生しておりますので、私の話せる範囲内でお伝えさせて頂きたいと思います。 

 

トラブルがあったことは事実です。 

そして、双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です。 

解決に至っては、相手さまのご提案に対して真摯に向き合い、対応してきたつもりです。 

このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません。 

なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました。 

 

また、このトラブルについては、当事者以外の者の関与といった事実はございません。 

 

最後になります。 

今回のトラブルはすべて私の至らなさによるものであります。 

この件につきましては、相手さまがいることです。 

どうか本件について、憶測での詮索・誹謗中傷等をすることのないよう、切にお願い申し上げます。 

皆々様に心よりお詫びを申し上げます。 

誠に申し訳ございませんでした。 

 

2025年1月9日 のんびりなかい 中居正広》 

 

 騒動を受けてテレビ各局は中居のレギュラー番組の収録見合わせや差し替えといった対応をとり、1月8日には冠番組『だれかtoなかい』(フジテレビ系)が当面の間放送休止になると発表されたなかでの、当人からの声明だった。 

 

 中居の女性トラブルを最初に報じたのは、2024年12月19日発売の女性週刊誌『女性セブン』(小学館)。 

 

“密室のトラブル”が起こったのは23年にあった会食の席でのことだったといい、当初、会食は中居ともう1人の男性、女性で行なわれる予定だったものの、男性が急遽来られなくなってしまい、中居と女性の2人だけに。その後、密室内の2人の間に《深刻な問題が発生し、トラブルに発展した》と報じられた。 

 

 トラブル後、中居と女性側で代理人を立てた話し合いが持たれ、中居が9000万円という額の解決金を支払ったという。 

 

 中居の所属事務所は代理人弁護士を通じて《以前に双方の話し合いにより、解決しておりますことをご理解ください。お互いに守秘義務がありますので、対外的にお答えすることはありません》と回答。トラブルがあったことは否定してはいなかった。 

 

 そして、1月8日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、被害女性のX子さんが証言。また、X子さんが中居から《意に沿わない性的行為受けた》とX子さんの関係者が告白しており、加えてX子さんが直属の上司に相談していたこと、その上司が文春の問い合わせに応じるやりとり、さらには中居がX子さんを騙すような形で自宅マンションに呼び込んだ話など、新情報が続々と出てきている。 

 

 

 騒動の影響だろう、24年12月26日に予定されていた『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の25年放送分の収録がなくなり、同番組の1月10日の新春SPの放送も見送られた。同じTBSの番組では、中居、東野幸治(57)、ヒロミ(59)による『THE MC3』の新年1回目の放送も見合わせとなった。 

 

 テレビ朝日でも『中居正広の土曜な会』の1月11日放送回が『激レアさんを連れてきた。傑作選』に差し替えに。 

 

 日本テレビは1月7日に『ザ!世界仰天ニュース 4時間SP』を放送したものの、中居の出演シーンは完全にカットされ、中居の姿は一切映らなかった。 

 

 国民的タレントで「日本一のMC」とも称された中居にとって、絶体絶命の危機――民放キー局関係者は言う。 

 

「1月8日『だれかtoなかい』の放送休止が決定したことで、中居さんのすべてのレギュラー番組が休止、差し替え、出演シーンカットという対応を取ったことになります。 

 

 解決金を9000万円も払ったとされる女性トラブルだけに、中居さんがそのまま出演するのは不可能でしょう。中居さん本人が“お詫び”のコメントを出しましたが、レギュラー番組が“通常”に戻るということはありえないですね。むしろ深刻なトラブルがあったことを本人が認めたわけで、テレビ局にCMを出すスポンサー企業は“中居出演はNG”となります。 

 

 さらに、コメントの《なお、示談が成立したことにより 、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました。》という部分が大きなマイナスになりそうですね」 

 

 中居のコメントを見た人からは多数の怒りの声が上がっている。 

 

《はあ? この人は、事の重大性に全く気づいてないようです》 

《私は女性に被害を与えました。でも、9000万円を払って示談しました。だから、芸能活動をするのは問題無いです。 中居正広の自分勝手な方程式がまかり通ると思っているのかな?》 

《「示談したので芸能活動続けられます」ってさ…示談したからって事件がその瞬間から消えて無くなる訳じゃないし、9千万円なんて大金を渡して女性を黙らせたって事実は一生残るんだよ。なんかズレてるよね中居》 

《やった事の重大さを理解してないし反省も何も無さすぎて引いたよ》 

 

 といった、厳しい意見がXにも押し寄せているのだ。 

 

「お詫びコメントを出しても流れは変わらない。ここからテレビ各局の“中居切り”は一気に進むでしょう。 

 

 ただ、実はトラブルが発覚する前から、テレビ局にとって中居さんは“どうしても必要な人物”ではなくなっていたんですよね。正直なところ、中居さんのレギュラー番組は厳しかった。24年末に久々に放送された『ナカイの窓』(日本テレビ系)の数字からも分かりますが、もうすでに“数字が取れるタレント”ではなくなっていたんです」(前同) 

 

『ナカイの窓』は、2012年10月から19年3月末まで、約6年半にわたり放送された心理トークバラエティ番組。 

 

「昨年12月27日放送の『ナカイの窓』は、“約6年ぶりの復活!”という強い煽り文句があったし、女性トラブルの報道後、初の中居さん出演の番組ということで“どんな内容なんだ”とSNSで話題になっていました。それでも、実際の視聴率はそれほどでもなかったんです」(同) 

 

『ナカイの窓 復活SP』(夜10時~11時24分)の世帯視聴率は5.6%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)、個人全体視聴率は3.2%だった。 

 

『ナカイの窓 復活SP』の裏では、6時間の生番組『ミュージックステーション SUPER LIVE 2024』(テレビ朝日系/夜5時~11時10分)、池上彰氏(74)と加藤浩次(55)による特番『ザ!昭和の99大ニュース 池上×加藤の決定的映像連発SP』(フジテレビ系/6時30分~10時52分)が放送。 

 

 2番組の視聴率は、『Mステ』が世帯10.3%、個人6.9%。『池上×加藤』が世帯8.3%、個人4.9%だった。 

 

 

 最近の中居は、タレントとしてのパワーが落ちていたとも言われている。 

 

「中居さんは国民的タレントですし、SMAP時代からの女性ファンも多いですが……もう52歳。“おじさん”であることは否定できず、ティーンではSMAPを知らない人も多くいる。そのため、ここ最近は、“中居さんの番組は若年層の数字が取れない”とも言われていました。 

 

 現在のテレビ各局は13~49歳のコア視聴率を重視していますが、中居さんのレギュラー番組は『金スマ』を筆頭に、コアが取れていない状況にあるんです。たとえば12月13日放送の『金スマ』のコア視聴率は1.8%でしたが、この数字は同日の裏番組『金曜ロードショー』(日本テレビ系)の3分の1ほどでした」(前出の民放キー局関係者) 

 

 12月13日の『金スマ』の裏で放送された『金曜ロードショー』は、『アナと雪の女王/家族の思い出』と『美女と野獣/ベルの素敵なプレゼント』――ディズニーのクリスマス映画の2本立てだった。 

 

「中居さんがヒロミさん、東野幸治さんとやっている『THE MC3』は昨年10月からレギュラー化したばかりですが、12月9日放送の2時間SPはコア2.5%。低くすぎるということはないですが、真裏の人気バラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)の半分以下という結果でした。 

 

 この日の『しゃべくり』は、若者人気が圧倒的な3人組バンドMrs.GREEN APPLEがゲスト。その影響もあったでしょうが、『しゃべくり』には毎回、完敗しているんですよね」(前同) 

 

 そして、日曜ゴールデンの『だれかtoなかい』は、中居がMCの番組ではあるが“異色のゲスト同士をマッチングトークさせる”という番組のコンセプト上、視聴率はゲストに左右されるところが大きいというが、コア視聴率が2%未満の回もあったという。 

 

「各局が重視するコア視聴率だと、『金スマ』が特に厳しかった。同番組は2001年から放送されている長寿番組ですが、前々から“いつ終わるんだろう”“もう厳しいんじゃないか”という声がTBS内でもささやかれていたといいます。 

 

 中居さんはもう、数字が取れないタレントになっていたんです。つまり、今回の大スキャンダルが明らかになる前から、局にとってどうしても守りたい、絶対的に必要なタレントではなくなっていたと。そこに今回の大騒動ですからね……復活は極めて厳しいと思われます」(前同) 

 

 テレビだけでなく、毎週土曜に放送されているラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)も次回1月11日の放送分の見合わせが発表された。 

 

《なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました。》とコメントを出した中居。果たして、その活動はどのようなものになるのだろうか――。 

 

ピンズバNEWS編集部 

 

 

 
 

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