( 247636 ) 2025/01/11 06:04:42 0 00 umaruchan4678/shutterstock.com
12月にボーナスをもらった会社員の方も多いでしょう。
民間企業だけでなく公務員にもボーナスは支給されます。では、国家公務員は冬のボーナスをどのくらい受け取ったのでしょうか。
本記事では、国家公務員の冬のボーナス支給額を解説します。石破内閣総理大臣のボーナスについても紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
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まずは、各省庁の職員や専門官、警察官などの一般職国家公務員の冬のボーナスを確認しましょう。
2024年12月10日に一般職国家公務員に対して支給された冬のボーナスの平均額は、約65万2800円です。前年から約3.2%の減少となっています。また、ボーナスが支給された国家公務員の平均年齢は33.1歳です。
平均年齢は若いのに対して、ボーナス額は高額なため驚く人もいるかもしれません。
次に、大臣や最高裁長官などの特別職が受け取ったボーナスを確認しましょう。内閣官房内閣人事局「令和6年12月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給」によると、特別職の冬のボーナスの目安は以下のとおりです。
●特別職の冬のボーナス ・内閣総理大臣 約579万円(返納後 約392万円) ・国務大臣 約422万円(返納後 約327万円) ・最高裁長官 約579万円 ・衆・参両院議長 約535万円 ・国会議員 約319万円 内閣総理大臣と国務大臣については、行財政改革を推進するためボーナスの30パーセント、国務大臣は20パーセントを国庫に返納します。そのため、ボーナスを最も受け取る特別職は、最高裁長官で約579万円です。次に、衆・参両院議長の約535万円と続きます。
また、2024年10月1日に就任した石破内閣総理大臣は就任期間が短いことから、支給額は約397万円・返納後の金額は約341万円となります。
いずれにせよ、特別職は通常の会社員では受け取れない高額なボーナスをもらうことが可能です。1回のボーナスが500万円を超えることに、驚く人もいるのではないでしょうか。
一方で、役職の重要性を考えると、妥当な金額と感じる人もいるかもしれません。
これまで国家公務員の冬のボーナス支給額を確認しましたが、各地域の職員はどれくらいボーナスをもらっているのでしょうか。
東京都「冬季の特別給の支給について」によると、東京都職員が受け取った冬のボーナスの平均額は97万3322円でした。
都の職員も、かなり高額なボーナスを受け取っていることがわかります。都道府県によって職員のボーナス額は異なるため、気になる人は調べてみてください。ネットで公表されています。
ボーナスの金額は人それぞれですが、使い道を決めることも重要です。なんとなく浪費に使ってしまう人もいれば、目的を持ってボーナスを上手に使える人もいます。
また、ボーナスの一部を投資に回すのもおすすめです。たとえば、50万円を年率3%で運用した場合、30年後の資産評価額は約121万円となります。
投資に回したことで、お金が2倍以上増えています。そのため、ボーナスを全額消費に使い切るのではなく、一部を新NISAなどでの投資に回すことも検討してみてください。
若いタイミングで投資を始めるほど、大きく資産を増やせる可能性は高いです。
・内閣官房内閣人事局「令和6年12月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給」 ・東京都「冬季の特別給の支給について」 ・金融庁「つみたてシミュレーター」
苛原 寛
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