( 248189 )  2025/01/12 15:03:01  
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2025年1月11日、石破茂首相はインドネシアのプラボウォ大統領とボゴールの大統領宮殿で会談し、記者会見で握手した。

石破首相は訪問を終えて帰国し、インドネシア独立戦争を戦った人々を追悼するなどのスケジュールを順調にこなした。

石破首相は以前の外遊で外交上の振る舞いが問題視されたことから、外相が「外交マナー」に気を配るよう指示を出していた。

外務省幹部は、今回の訪問では抜かりなく準備を行ったと語った。

(要約)

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首脳会談後の記者会見で握手する石破茂首相(左)とインドネシアのプラボウォ大統領=西ジャワ州のボゴール宮殿で2025年1月11日、AP 

 

 マレーシアとインドネシアへの訪問を終えた石破茂首相は12日未明、帰国した。首相はインドネシアのプラボウォ大統領とのボゴールの大統領宮殿での会談に先立ち、約40キロ先にあるインドネシア独立戦争を戦った人々を追悼するカリバタ英雄墓地で献花するなど全ての日程を順調にこなした。 

 

 首相就任後2回目の外遊となった2024年11月の南米ペルー・リマのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では、複数の首脳と自席に座ったまま握手したり、同国のフジモリ元大統領の墓参り後の集合写真の撮影に遅刻したりするなど外交上の振る舞いが物議を醸した。 

 

 このため、岩屋毅外相が「さまざまな指摘を受け止め、サポート体制をしっかり取っていかなければならない」として、首相の「外交マナー」について気配りするよう省内に指示を出していた。 

 

 同行した外務省幹部は帰国後、毎日新聞の取材に対して、「前回は外交成果以外の部分で指摘を受けたので、今回はあらゆるシチュエーションを想定しながら抜かりなく準備した」と明かした。【金寿英】 

 

 

 
 

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