( 248464 )  2025/01/13 03:11:13  
00

東京都は、70歳以上の住民が公共交通機関を利用するための「シルバーパス」の販売価格を40%引き下げることを決定した。

これにより、1年間有効のパスの販売価格は、現在の2万5100円から1万2000円になる。

この引き下げにより、高齢者の家計負担が軽減され、外出しやすくなり社会参加が促進される。

シルバーパス事業は1973年から始まり、都内の路線バスや都営地下鉄を利用する高齢者向けの福祉政策である。

住民税非課税者向けの販売価格は変わらず1000円で、年間の発行枚数は約102万枚である。

都の70歳以上の人口は約250万人であり、健康促進や医療費軽減の期待から、都議会の公明党が引き下げを要望していた。

(要約)

( 248466 )  2025/01/13 03:11:13  
00

東京都庁 

 

 東京都は12日、70歳以上の都民が公共交通機関を定額利用できる「シルバーパス」の販売額を、新年度から4割程度引き下げることを決めた。有効期間が1年のものであれば、現行の2万510円を、1万2000円にする。高齢者の家計負担を減らすことで外出しやすくし、社会参加を後押しする。 

 

 都などによると、シルバーパス事業は高齢者福祉政策として1973年に始まった。都の委託を受けた東京バス協会が発行・販売し、購入した高齢者は、都内の路線バスや都営地下鉄でパスを示すと乗車できる。販売収入は、参加する交通事業者に振り分けられる。 

 

 住民税非課税など低所得者への販売額(1000円)は変わらない。直近の年間発行枚数は約102万枚、うち低所得者以外の発行枚数は約10万枚だった。 

 

 都の70歳以上人口は約250万人に上る。高齢者の健康増進や医療費の軽減も期待できるため、都議会の公明党が引き下げを要望。都が検討していた。 

 

 

 
 

IMAGE