( 250459 )  2025/01/16 18:47:57  
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中居正広と関係している女性トラブルが問題となっており、フジテレビも影響を受けている。

問題は会食中に起こり、後に解決金9000万円が支払われた。

フジテレビは関与を否定し、調査を行っている。

トラブル関連の報道が続き、国際的な注目も集めている。

また、大株主からの要求により、フジテレビは企業としての対応を迫られている。

(要約)

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窮地の中居正広とフジテレビ(C)ピンズバNEWS 

 

 元SMAPリーダーで国民的タレント・中居正広(52)の“解決金9000万円女性トラブル”。多数のメディア、SNSで連日話題になっているこの問題で、フジテレビが未曾有の窮地に直面している――。 

 

 中居の女性トラブルを最初に報じたのは、2024年12月19日発売の『女性セブン』(小学館)だった。 

 

“密室のトラブル”が起こったのは23年の会食の席でのこと。当初、会食は中居とフジテレビ幹部の男性A氏、女性で行なわれる予定だったが、A氏が急遽来られなくなり、中居と女性の2人きりに。その後、密室内の2人の間に《深刻な問題が発生し、トラブルに発展した》と報じられた。 

 

 トラブル後、中居と女性側で代理人を立てた話し合いが持たれ、中居が9000万円という巨額の解決金を支払ったという。 

 

 中居の所属事務所は代理人弁護士を通じて《以前に双方の話し合いにより、解決しておりますことをご理解ください。お互いに守秘義務がありますので、対外的にお答えすることはありません》と回答。トラブルがあったことは否定しなかった。 

 

 さらに同年12月25日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、トラブルが起こった会食はA氏の他にも参加者がいた“大人数の飲み会”の予定だったものの、被害女性以外の全員がドタキャンしたと報じられた。 

 

 フジテレビの企業広報部はA氏の関与について《弊社社員Aに関するご質問は、事実と異なりますので、明確に否定させていただきます》と文春に対し、事実関係を強く否定している。 

 

 さらに同局は同年12月27日、公式サイトに《一部週刊誌等における弊社社員に関する報道について》と題した次の声明を発表し、あらためてトラブルに社員が関与していないと強調した。 

 

《このたび一部週刊誌等の記事において、弊社社員に関する報道がありました。内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません。発行元に対してもその旨伝えておりました。その他、プライバシーに関することは控えさせていただきます》 

 

 

 年が明けてからも多くのメディアが連日、中居の女性トラブルを報じ、1月8日発売の『週刊文春』では、被害女性のX子さんが新たな告白をし、さらにX子さんが中居から《意に沿わない性的行為を受けた》とX子さんの関係者も証言した。 

 

「『文春』では、A氏がこの問題に関与しているとあらためて報じられ、X子さんが当時、仕事上のつながりが深かったアナウンス室部長・佐々木恭子アナウンサー(52)に相談していたものの、佐々木アナが問題に真摯に対応できていなかった、とも指摘していました」(夕刊紙デスク) 

 

 一連の報道の影響により、年明けの中居のレギュラー番組や特番すべてに収録見合わせ、放送休止、出演シーンのカットという措置が取られたほか、SNSを中心にフジテレビへの風当たりも強くなりつつある。 

 

 1月8日にはフランスのニュース専門テレビ局「BFM TV」がSMAPを「日本とアジア全域で30年間にわたって活躍してきたグループ」と紹介し、そのメンバーである中居が性的な女性問題でテレビ番組から降板したと報道。さらにフランスの大手新聞「Le Figaro」、ドイツ最大の日本関連メディア『Sumikai』、シンガポール最大の新聞「ザ・ストレーツ・タイムズ」もこの件を報じ、国際的に注目を集める問題へとなりつつある。 

 

 また、1月14日には米投資ファンドの「ダルトン・インベストメンツ」とその関連会社が、フジテレビを傘下に置くフジ・メディア・ホールディングスの取締役会に対し、第三者委員会での調査や信頼の回復を求める書簡を送付していたことも明らかに。 

 

 ダルトンは「物言う株主」として知られ、グループでフジ株式の7%以上を保有していると記載し、「株主の1人としてwe are outraged!(激怒している)」と記しているという。 

 

 書簡では「中居さんに関連する最近の一連の騒動を通じて、この問題がエンターテインメント業界全般の問題であるだけでなく、フジのコーポレートガバナンスに重大な欠陥があることを露呈している」とし、「視聴者やスポンサーからの信頼を損なうだけでなく、株主価値の低下に直接つながる深刻な非難に値する」と厳しく指摘。そのうえで「ただちに外部の専門家による第三者委員会を設立し、事実を調査したうえで、再発防止のための対策を提示することを要求する」としているという。 

 

 

 前出の夕刊紙デスクは言う。 

 

「フジテレビも大株主の提言を無視するわけにはいかないでしょう。すでに昨年末から、外部の弁護士を入れて事実確認の調査を始めていることも明らかになっていて、各番組のスタッフへの聞き取り調査も始まっているといいますね。 

 

 そんななか、1月15日配信の『文春オンライン』、そして16日発売の『週刊文春』では、X子さんとは別のフジテレビの女性アナウンサーが取材に応じていて、犠牲者はX子さんだけではないとも証言しています。 

 

 また、件の幹部A氏の同問題へのさらなる関与や、中居さんだけではなく他のタレントとの飲み会や接待にも関わっていたとも報じています。これがフジテレビにはびこる根深い問題だと指摘し、その流れで港浩一社長(72)の名前も挙げられているんです」 

 

 そんなフジテレビでは、1月1日放送のお笑い特番『新春!爆笑ヒットパレード2025』(フジテレビ系)、爆笑問題・太田光(59)の爆弾発言も話題を呼んだ。 

 

 太田が「とにかくこの番組だけはずっと長く続けてほしいなと思います。ただね、その前にね、フジテレビが潰れます」とぶっこむと、田中裕二(60)は「やめろ! 今、シャレになんないんだから」とツッコミ。 

 

 さらに太田は「今年が正念場だと思います」や「フジテレビね、新しい番組が始まるんですよ。タイトルがね、『だれかtoだれか』。みんないなくなっちゃうから。どうなってんのフジテレビ。Aプロデューサーって誰? 日枝! 日枝出てこい!」と、フジサンケイグループ代表・日枝久氏(87)の名前まで出していた。 

 

 制作会社関係者はこう話す。 

 

「幹部のA氏は『女性セブン』と『週刊文春』の年末の報道後も普通に仕事をしていましたし、元日も太田さんが爆弾発言をぶっこんだ『爆笑ヒットパレード』の現場にいたといいます。ただ、今週に入ってリモートワークになったという話が……。最新の『週刊文春』ではA氏のさらなる関与も詳しく報じられていますからね。 

 

 これまでフジテレビとしては、あくまでも中居さんと被害女性のトラブルというスタンスを貫いていましたが、問題は日に日に大きくなり、大株主に第三者委員会の設置などを要求されるまでに至ってしまいました。今後は企業として対応をせざるを得ないでしょうし、港社長をはじめ、複数の幹部にまで飛び火しそうな情勢にありますよね」 

 

“解決金9000万円女性トラブル”は中居を飛び越え、フジテレビにも甚大な影響を及ぼし始めている。 

 

ピンズバNEWS編集部 

 

 

 
 

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