( 250674 )  2025/01/17 05:46:20  
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大相撲の第73代横綱・照ノ富士(33歳)が引退を意向していることが明らかになった。

照ノ富士は慢性的な両膝の痛みや糖尿病に苦しんでおり、初場所では苦戦が続いていた。

2日目に初勝利を挙げた後、「やれることをやってもダメなら...」と進退を考える姿勢を示唆していた。

右膝と腰の痛みから途中休場し、連続で3場所も休場していた。

照ノ富士は2011年に初土俵を踏み、幕内優勝を果たし、大関に昇進。

左膝の故障や糖尿病の影響で休場を繰り返したが、リハビリを経て再び優勝し、大関、そして横綱に昇進した。

合計10回の優勝を果たし、2021年8月には親方になる条件の日本国籍を取得している。

(要約)

( 250676 )  2025/01/17 05:46:20  
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土俵入りする横綱・照ノ富士=東京・両国国技館で2025年1月13日、和田大典撮影 

 

 大相撲の第73代横綱・照ノ富士(33)=本名・杉野森正山、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が現役を引退する意向を固めた。関係者が16日、明らかにした。 

 

 慢性的な両膝痛や持病の糖尿病に苦しんでいる照ノ富士は、3場所ぶりに復帰した初場所で序盤から苦戦が続いていた。初白星を挙げた2日目の13日には「自分の中でやれることをやって『ダメだったら……』という思いはあった」とも語り、進退を懸けた場所であることを自ら示唆していた。4日目の15日に2敗目を喫して2勝2敗となると、右膝と腰の痛みで翌16日から途中休場し、3場所連続の休場となっていた。 

 

 照ノ富士は2011年5月の技量審査場所で初土俵を踏み、初の幕内優勝を果たした15年夏場所後に大関に昇進。その後に左膝の故障に苦しんで大関から転落し、糖尿病の影響もあって休場を重ね、19年春場所には序二段まで落ちた。リハビリを経て再び番付を上げ、3回目の優勝を飾った21年春場所後に大関に復帰。同年名古屋場所後に横綱に昇進した。 

 

 優勝は通算10回。21年8月には親方になる条件の日本国籍を取得している。【岩壁峻】 

 

 

 
 

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