( 251149 )  2025/01/18 04:44:05  
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日本銀行が行った生活意識に関する調査では、物価が上昇したと感じる人の割合が過去最高となったことが分かった。

特に食料品や日用品の値段が上がっており、生活実感が悪化しているとされている。

物価上昇による影響を「困ったことだ」と感じる人も増加している。

1年前と比較して現在の物価の上昇率は平均17.0%であり、5年後の予想上昇率は9.2%となっている。

(要約)

( 251151 )  2025/01/18 04:44:05  
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日本銀行本店=2024年12月8日、東京都中央区 

 

 日本銀行が17日発表した生活意識に関する調査で、現在の物価が1年前と比べて「かなり上がった」と答えた人の割合は69.2%(前回9月調査63.8%)となり、比較可能な2006年9月以来、過去最高となった。食料品や日用品の値上げが相次ぎ、生活実感が悪化したとみられる。 

 

 「少し」を含め、物価が上がったと答えた人は95.1%(同94.7%)に達した。そのうち、物価高を「どちらかと言えば、困ったことだ」と答えた人は86.7%(同83.6%)に上った。 

 

 購入するモノやサービスの物価が、何%変わったかを尋ねると、1年前から現在の上昇率の平均値は17.0%(同14.5%)、5年後は9.2%(同7.9%)で、いずれも過去最高になった。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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