( 252144 )  2025/01/20 04:06:15  
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2025年度の大学入学共通テストの化学問題は難易度が高かったと報告されており、特にクセのある問題や計算問題が増えたことが指摘されている。

原油の分留など、意外なテーマが出題され、受験生の中には驚きの声があがっていた。

一部の受験生は難易度に不満を示しており、試験終了までに解ける人は少なかったという意見もある。

(要約)

( 252146 )  2025/01/20 04:06:15  
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大学入学共通テスト2025「化学」第6問の問1より、原油の分留の図 

 

2025年度大学入学共通テストの2日目の試験が1月19日、全国の651会場で実施された。化学は、駿台・ベネッセによる「データネット」によると昨年より難化、「問題文が長く読解力を要し、与えられた条件から段階的に考える問題が増加した」という。 

 

データネットが「目新しい問題」としたのは、第5問の「原油とそれに含まれるバナジウム」を題材に、有機反応や熱化学、成分量を問う総合問題だ。SNSでは「原油の分留がでるとは思わなかった」と、意外な出題に驚く声も上がっていた。 

 

計算問題の数は増加し、計算結果の値を直接マークする問題も出題された。全体を通して、「ほぼ東大化学」「難化というより理不尽」「最後まで終わる人はほんの一握りでは」など難しさを嘆く人が多く見受けられた。 

 

 

 
 

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