( 253514 )  2025/01/22 16:39:30  
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トランプ米大統領は、ソフトバンクグループを含む3社が中心となり、今後4年間で5000億ドル(約78兆円)を米国内のAI関連のインフラ整備に投資すると発表した。

このプロジェクトは「スターゲート」と呼ばれ、SBGの孫正義会長兼社長が事業会社の会長に就任し、オープンAIが運営、SBGが財務管理を主導する。

さらに、UAEの投資会社MGXやNVIDIA、Microsoftなども参画する。

これにより、大規模なデータセンターを整備し、AIの開発に取り組むとされている。

この投資により、米国で10万人以上の雇用が生まれる見込みとなっている。

会見には孫氏、オープンAIのCEOであるサム・アルトマン、オラクルの会長であるラリー・エリソンも参加し、孫氏は「これは米国の黄金時代の幕開けだ。

トランプ大統領が望まなければこの決断はなかった」と述べた。

(要約)

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巨額のAI投資について説明するトランプ米大統領(左)と、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(左から2人目)、オープンAIのサム・アルトマンCEO(右)ら(記者会見の配信動画より) 

 

 米国のトランプ大統領は21日の記者会見で、ソフトバンクグループ(SBG)など3社が中心となり、今後4年間で米国内のデータセンターなどAI(人工知能)関連のインフラ整備に5000億ドル(約78兆円)を投資すると発表した。「米国で史上最大級のAI投資になる」と強調した。 

 

ソフトバンクグループ 

 

 SBGと、対話型AIサービス「チャットGPT」を開発した米オープンAI、米ソフトウェア大手オラクルの3社が中心となって「スターゲート」と呼ばれる事業に共同で投資する。SBGの孫正義会長兼社長がスターゲートの事業会社の会長に就き、オープンAIが事業の運営を、SBGが財務管理を主導する。 

 

 アラブ首長国連邦(UAE)の投資会社MGXも資金を拠出する。米半導体大手エヌビディアや米IT大手マイクロソフト、SBG傘下の英半導体設計大手アームも技術パートナーとして参画する。 

 

 高性能AIの開発には、データを高速処理できる大規模なデータセンターが不可欠。まず1000億ドルを投資し、テキサス州でデータセンターを整備する。その後、段階的に5000億ドルまで増額する。この投資で、米国で10万人以上の雇用が生まれるという。 

 

 会見には孫氏とオープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)、オラクルのラリー・エリソン会長が同席した。孫氏は「これは米国の黄金時代の幕開けだ。トランプ大統領が望まなければこの決断はなかった」と語った。(ニューヨーク支局 小林泰裕) 

 

 

 
 

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