ネットフリックスは、昨年12月末の有料会員数が前年比16％増の3億163万人となり、初めて3億人を突破したことを発表した。

ボクシングやスポーツ中継、人気シリーズ「イカゲーム」の配信開始などが会員数の増加に寄与している。

コロナ禍で伸び悩んでいた時期もあったが、広告付きプランの導入やパスワードの共有対策が効果を上げ、好業績を達成している。

（要約）

ネットフリックスのロゴ＝ロイター 

　【シリコンバレー＝小林泰裕】米動画配信大手ネットフリックスは２１日、昨年１２月末の世界の有料会員数が前年同期比１６％増の３億１６３万人となり、初めて３億人を突破したと発表した。ボクシングなどスポーツ中継に力を入れたことや、人気シリーズ「イカゲーム」２期の配信開始などで会員数を大きく伸ばした。 

　ネットフリックスの有料会員数はコロナ禍の巣ごもり需要の反動で一時伸び悩んだが、その後は広告付きプランの導入やパスワードの共有対策によって増加に転じ、好業績のけん引役となっている。