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フジテレビでは中居正広の女性トラブルにより、セクハラ・パワハラが横行する企業体質が暴露されている。

20年近く勤務していた元フジ社員が、上層部への取り入りが重要で、問題が起きても当事者意識がない異様な社風だと告発した。

セクハラやパワハラの被害にあった経験も明らかになり、フジに対する不適切な言動については容認できないとの声明が出された。

(要約)

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中居正広 

 

 中居正広(52)の女性トラブルにより、その深刻な“病巣”が明らかになりつつあるフジテレビ。次々とスポンサーが逃げ出す中、20年近くフジに正社員として勤めた女性が取材に応じた。彼女が告発するのは、セクハラ・パワハラが横行する、異様な企業体質である。 

 

 *** 

 

「上層部にいかに取り入るかだけで社員が動く会社です。イジメ体質で、問題が起きた時に当事者意識を持ちません。何もかもが他人事。他人に寄り添う姿勢がないので、弱い相手を平気でたたきつぶします。そういう社風です。今回の事件での対応は予想通りです」 

 

 20年近い期間、フジテレビの正社員として過ごした吉岡京子さん(仮名)はそう言葉を絞り出した。 

 

 京子さん自身もセクハラ被害に遭ったことがある。 

 

「今はもうフジを辞めている大物プロデューサーの自宅で行われた誕生会に呼ばれた時、だんだんそのプロデューサーが酔っ払ってきて、体中をベタベタと触られて動けなくなってしまったことがありました。その場にいたタレントさんたちもちょっと引いていました」 

 

 そうした身体的なセクハラだけではなく、 

 

「ある幹部の会合に連れていかれた時には、接待相手が性的な話をし始め、それに対する感想を執拗(しつよう)に求められました。しかもその幹部が“これからテレビ局員が面白いこと言います”などとあおって私にプレッシャーをかけるのです」 

 

 今回の問題の当事者である中居と、中居との会食をセッティングしたと報じられたフジ編成幹部のA氏についてはいくつかの“思い出”があるという。 

 

「一時、『SMAP×SMAP』に携わっていたことがあるのですが、一番困ったのは中居さんのマネージャーから言い寄られたことです。そのマネージャーは、中居さんが現場などで気に入った女の子がいると中居さんの代わりに声をかける役目をやらされている、と言っていました」 

 

 そのマネージャーと中居のやり取りを見ていたSMAPマネージャーの飯島三智氏がなぜか、 

 

「私がそのマネージャーをたぶらかして中居さんに近づこうとしている、と勘違いしてしまった。飯島さんはSMAPと年齢が近い私がメンバーの近くにいることに、もともとすごくイラついていたようでした」 

 

 

 A氏については、 

 

「仕事ができないことで有名で、そのポンコツぶりが面白がられて、『めちゃ×2イケてるッ!』のプロデューサーに引き上げられた人です。早くから自分も番組に出るようになり、タレントみたいな感覚になっていっちゃったんだと思います。しかしまさか今の地位まで出世するとは思いませんでした」 

 

 ただし、A氏が偉くなる過程でセクハラに関する悪評が耳に入ってくることはあった。 

 

「ある時、編成局の女性がこう言っていたのです。“私の友達がAさんと仲良くなったんだけど、22階のイベントスペース『フォーラム』の横にある多目的トイレに連れ込まれてキスされた。それだけじゃなくて抱きつかれたり下半身を触られたりもした”と。その子は周りに“絶対許せない”と話していたそうです」 

 

 こうした「告発」についてフジテレビに問い合わせたところ、 

 

「当社としてはコンプライアンスガイドライン等に沿った対応をしていくべきと考えております。職場における不適切な言動についてはもちろん容認すべきでないと考えます」 

 

 との回答が寄せられた。 

 

1月23日発売の「週刊新潮」では、京子さんが20年近くフジテレビに勤める中で経験した、理不尽なパワハラなどについて詳しく報じている。 

 

 また、関連記事【不遜な性格、宅飲み好き…テレビ関係者が明かす「中居正広」本当の評判、強気コメントの裏側】では、知られざる中居の素顔について詳しく報じている。 

 

「週刊新潮」2025年1月30日号 掲載 

 

新潮社 

 

 

 
 

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