( 253929 )  2025/01/23 06:47:13  
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広島県竹原市の大久野島に生息する多くのウサギのうち、昨年11月下旬から今月中旬までに少なくとも77匹の死骸が見つかった。

この件は短期間での大量死が初めてであり、環境省の中国四国地方環境事務所が原因を調査中。

死因として感染症、冷え込み、人為的要因の可能性が指摘されており、獣医師と連携して調査を進めている。

大久野島は観光客に人気の「ウサギ島」であり、2023年には約20万人が訪れた。

(要約)

( 253931 )  2025/01/23 06:47:13  
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大久野島に生息するウサギ 

 

 多くのウサギが生息することで知られる広島県竹原市の大久野島で昨年11月下旬から今月中旬までの間、少なくとも77匹のウサギの死骸が見つかっていたことが22日、分かった。島を所管する環境省の中国四国地方環境事務所は「短期間にこれほどの数が確認されるのは初めて」とし、原因を調べている。 

 

 同事務所国立公園課によると、昨年11月26、28日に計13匹、同12月17、18日に計19匹、今月9~12日に計45匹が死んでいるのを確認。少なくとも8匹は足の骨が折れていたという。同課は感染症や冷え込みによる衰弱、人為的な原因の可能性を指摘。獣医師たちと連携して調べており、島内の監視も強めている。 

 

 同島には500匹超のウサギが生息。「ウサギ島」として観光客の人気を集め、2023年は約20万人が訪れた。 

 

中国新聞社 

 

 

 
 

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