( 254954 )  2025/01/25 06:08:14  
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フジテレビは元タレントの中居正広さんのトラブルに関連し、週刊文春などで幹部社員の関与が報じられた問題を受け、27日に臨時取締役会を開くことを決定した。

この会議で港浩一社長ら経営陣の責任や進退が協議される見込みである。

問題に関連しては、会見での説明の遅れやスポンサーへの説明不足などが明らかになり、トヨタ自動車や日本生命保険などが自社CMの出稿を停止するなど、影響が広がっていた。

フジと親会社は第三者委員会を設置して事情の調査・検証を行い、再発防止策を提言することを決定した。

(要約)

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原稿を読み上げるフジテレビの港浩一社長=東京・台場のフジテレビ本社、滝沢文那撮影 

 

 元タレントの中居正広さんが女性との間でトラブルになり、週刊文春などでフジテレビ幹部社員の関与が報じられた一連の問題を受け、フジ側が27日に臨時取締役会を開くことが分かった。港浩一社長ら経営陣の責任や進退について協議するとみられる。複数の関係者が明らかにした。 

 

 問題をめぐっては、17日に港社長らが出席して記者会見を開き、説明の遅れなどを謝罪。一方で、参加者を限定するといった会見の手法に批判が集まった。会見ではフジがトラブルについて発生からほどない2023年6月初旬に把握していたにもかかわらず、スポンサーに説明などをせずに中居さんの番組起用を続けていたことなども明らかになった。会見後に、トヨタ自動車、日本生命保険などが、フジで放送している自社CMの出稿を相次いで差し止めるなど、影響が広がっていた。 

 

 23日にはフジと親会社のフジ・メディア・ホールディングスの臨時取締役会が開かれ、日本弁護士連合会のガイドラインに基づく第三者委員会を設置した。3月末をめどに問題についての調査・検証や再発防止の提言をまとめることが決まっている。(滝沢文那、堀越理菜) 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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