( 255199 )  2025/01/25 17:43:23  
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ガソリン代が高騰しており、政府の補助金縮小により今後も値上がりが予想されている。

現在の全国平均価格はレギュラーガソリン180.6円、軽油160.2円で、2025年1月6日時点での価格である。

最近は補助金縮小により価格が上昇し、今後も値上がりが見込まれる。

ガソリン代を節約するために、車を使わずに生活する以外にも、タイヤの空気圧や車の荷台に気をつけることで節約できる方法もある。

(要約)

( 255201 )  2025/01/25 17:43:23  
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補助金縮小で、ガソリン代が「リッター185円」に!? わが家は「月2万円」かかるので、これ以上高くなると車に乗れなくなる! 今後も「値上がり」の可能性はあるの? 

 

昨今、「ガソリン代高騰」のニュースを目にする機会が多くなっていますが、今後さらに値上がりする可能性があることをご存じでしょうか。 

 

特に公共交通機関の少ない地域では車が必須の存在であり、ガソリン代が家計に与える影響は多大なものです。現状のガソリン代の水準や、今後の価格の推移を事前に知っておきたいところです。 

 

本記事では日常的に使うガソリン代について、現状の水準と今後の値上がりの予想について解説します。 

 

経済産業省の資源エネルギー庁「給油所小売価格調査」によると、2025年1月6日時点の店頭小売価格(全国平均)はレギュラーガソリンが1リットルあたり180.6円、軽油は160.2円です。 

 

2023年8月~9月はレギュラーガソリンが1リットルあたり180~186.5円だったことを考えると、直近1年は1リットルあたり170円台とやや下降気味でした。 

 

ところが2024年12月16日の1リットルあたり175.8円から1週間で一気に5円ほど値上がりした格好です。なお、2023年12月25日は1リットルあたり175.0円だったため、約1年で5円以上値上がりしたことになります。 

 

レギュラーガソリンの小売価格は、12月16日から23日の1週間で175.8円から180.6円と約5円も値上がりしました。これは、政府による補助金の縮小が要因です。 

 

政府はガソリン価格を抑制するために、石油元売り各社に補助金を支給していますが、この補助金が2024年12月19日から1リットルあたり5円程度、縮小されています。 

 

補助金が1リットルあたり約5円分少なくなったことで、1週間で約5円分の値上がりになっています。さらに、2025年1月16日以降は、1リットルあたり5円程度がさらに縮小されることになっています。 

 

補助金が減った分のガソリン代がそのまま値上げになると、1リットルあたり185円くらいまでレギュラーガソリンの価格が上昇すると予想されます。 

 

 

ガソリン代を節約するなら、ガソリンを使わない=車を運転しないということが対策として考えられます。ただ、住まいのある地域によっては車がないと生活が成り立たないケースもあるでしょう。 

 

そこで、車を使わない以外の対策として、無理のない範囲でガソリン代を節約する方法を取り入れることをおすすめします。 

 

例えば「タイヤの空気圧を正常に保つ」ことはガソリン代の節約につながります。タイヤの空気圧が少ないとタイヤの接地面が広くなり、同じ分だけタイヤを転がすのにより大きなパワーを使うことになります。 

 

タイヤの空気圧を適切に保つことでタイヤの接地面が狭くなり、少ないガソリン代で効率よくタイヤを回転させることができます。 

 

また、普段から理由なく荷台に重い荷物をのせて走行している人は、下ろすだけで車を動かすのに必要なエネルギーが小さくなり、ガソリンの節約が可能です。 

 

ガソリン代は政府による補助金があって1リットルあたり175円前後で安定していましたが、2024年12月19日から段階的に補助金が縮小されており、今後も値上がりが予想されます。 

 

日常的な車のメンテナンスをするだけでガソリンの節約になることもあるため、自主的に車の整備をしてガソリン代の節約を目指しましょう。 

 

出典 

資源エネルギー庁 石油製品価格調査 

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 

ファイナンシャルプランナー 

 

ファイナンシャルフィールド編集部 

 

 

 
 

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