( 256219 )  2025/01/27 18:54:02  
00

元SMAPの中居正広が女性トラブルを起こし、フジテレビの幹部社員が関与していたとされている。

被害女性が示談で9000万円の解決金を受け取り、中居は芸能界からの引退を発表。

フジテレビの港社長らが会見を行い、やり直し会見も予定される。

安藤優子はコメントで、30年間性的接待についての知識がないと述べたが、批判を受けている。

和田アキ子は、トラブルを取り上げ、「被害者女性がいる」とコメント。

安藤と和田のコメントについても批判が寄せられている。

『アッコにおまかせ!』では誤った情報が流れ、訂正が行われた。

(要約)

( 256221 )  2025/01/27 18:54:02  
00

和田アキ子、中居正広(C)ピンズバNEWS 

 

 元SMAPリーダーで国民的タレントだった中居正広(52)が起こした女性トラブルに、幹部社員が関与していたと報じられているフジテレビ(同局は否定)。 

 

 被害女性が“意に沿わない性的行為を受けた”とされ、これに9000万円もの巨額解決金を払って示談したと報じられた中居は、1月23日に芸能界からの引退を発表した。 

 

 1月17日にはフジテレビの港浩一社長(72)が会見を行なったが、参加媒体は記者会加盟社に限定され、動画撮影も認められず、かつ「回答は控える」を連発したことで大炎上を招いてしまった。 

 

 27日夕方には前代未聞の“やり直し会見”が行なわれることになり、港社長、嘉納修治会長(74)、遠藤龍之介副会長(69)、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長(70)が出席予定。テレビカメラも入り、参加媒体、会見時間に加えて、質問数も制限しないことも明らかになった。 

 

「このフジテレビの問題はここ数日、トップニュースになっています。報道番組や情報番組では多くのコメンテーターやタレントがこの問題に言及していますが、“知らなかった”としたり、明言を避けるようなコメントをして批判を招いてしまった人も少なくありません」(ワイドショー関係者) 

 

 フジテレビの『FNNスーパーニュース』などでメインキャスターを務めてきた安藤優子(66)は26日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。 

 

「いくつか整理してお話したほうがいいと思うんですけれども、私は社員という立場ではなくて、フリーとしてずっと報道と情報制作の番組をやらせていただいてきて」と切り出した安藤。 

 

「今、一部の報道であるような性を伴う接待とか、そういうものについては1度たりとも、私は30年近くやってたんですけれども、1度たりとも私自身がそれを現認したり、その場に居合わせたり、そういう話を聞いたり、噂すら聞いたことがない」とコメント。続けて、「というのは、私の見聞きした範囲ですよ。それはその通りなので、まず申し上げておこうと思います」とした。 

 

 安藤のコメントに対しては、 

 

《現に被害女性がいて中居正広氏も全て私の責任と言うのに『私はそんな事知らない』からコメントするのはちょっとオカシイ…》 

《安藤優子さんは30年以上1度も「怪しさ」を感じなかったのだろうか。いやフジテレビではむしろそういう人しか出世できないのかもしれない》 

《安藤優子さん、30年も知らなかったアナウンス業の出来ごとに対し、発覚即後に周囲へヒアリングや調査する事なく、「私は噂すら聞いたことない」と堂々とテレビでご自身のジャーナリズムの無さをさらけだした》 

 

 といった厳しいコメントが寄せられてしまった。 

 

 

 1月26日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)でも同問題を取り上げたが、MCの和田アキ子(74)は「ショックでしたね、これは。ビックリしましたね」とコメントし、「臆測ばっかりじゃないですか? 本当に。週刊誌から始まって、違う週刊誌も言って。“何がどうなっているの?”っていう……」と心境を述べた。 

 

 また、「当人同士の示談で、示談しているのに、“どうして私たちが騒ぐの?”とかあったんだけど、ちょっと知り合いの人に聞いたら示談というのは当人同士の問題らしいんですよ」とし、「それにしても何でこんな臆測が臆測を呼んで、みんなで推測で話してっていうのはね。私自身も何か発することが怖いし」と話した。 

 

 そのうえで「そういうトラブルはあったとおっしゃっているわけですから、そうすると被害者女性の方がいらっしゃるということは、私たちが軽はずみなことを言うことではないと思うんです」とも明かした。 

 

 続けて、「そういう意味でもどうしたんだろう、と思いつつも引退……っていうのは残念ですね。いろんな意味で」とし、番組で中居の引退を取り上げていることについて「本当のこと言うとこれ、一切触れたくないんです。芸能人同士ってちょっと言いづらい……こういうことは。はっきり言って。いやぁ、これは難しいと思います」と語った。 

 

 和田のコメントを受け、 

 

《これはこれで「ご意見番の意思表示」として有りだと思う。ただ、無かったかのように本当に一切触れないのは1番だめだ》 

《なんかもうかわいそう 番組なんてやらないでゆっくりされてもいいのにアッコさん》 

《地位の高い人に忌憚のない意見を言えないなら芸能界の御意見番という看板を下ろすべきでは》 

 

 など、こちらにも厳しい声が上がっている。 

 

「安藤さんは約40年にわたってフジテレビの報道番組や情報番組に携わってきた。ニュースキャスターでジャーナリストでもある彼女が、“そういう話を聞いたり、噂すら聞いたことがない”というコメントから入ることに違和感を抱いた視聴者が少なくなかったんです。問題発覚後に関係者に聞かなかったのか、という意見もあります。フジテレビ局内からも“安藤さんは聞かされていなかっただけでしょ”という冷ややかな声が上がっています。 

 

 また、アッコさんは“芸能界のご意見番”として、これまでもさまざまなニュースや芸能スキャンダルにコメントしてきた。ところが、今回の芸能人同士だから“一切触れたくない”というのは……。視聴者には“逃げの姿勢”として映ってしまっています。 

 

『アッコにおまかせ!』では安藤さんのコメントにも触れましたが、アッコさんが間違った認識をしていて、生謝罪する場面もありましたね」(前出のワイドショー関係者) 

 

『アッコにおまかせ!』では同日放送の『ワイドナショー』での安藤氏の発言を取り上げたが、和田は「(安藤氏は)元社員の方ですからね。30年も務めてらして。厳しいご意見ですね」とコメントした。 

 

 その約7分後のCM明け、TBSの山形純菜アナウンサー(30)が「ここで1つ訂正です。先ほど安藤優子さんが“元フジテレビ社員”というお話がありましたが、“元フジテレビ社員”ではありませんでした。大変失礼いたしました」と謝罪。和田も「失礼いたしました。(安藤氏は)フリーで……勘違いしておりました。すみませんでした」と頭を下げた。 

 

「この勘違いに対しても、《安藤氏はテレ朝ニュースステーション等を経てフジ番組のキャスターへ。ずっとフリーなのは周知の事実。なぜこんなにいい加減なんだ?》と厳しい声が寄せられてしまいましたね。 

 

 アッコさんは芸能界のご意見番として長年君臨してきましたが、近頃は意見を訂正したり、謝る姿もあり、ご意見番としての立場は揺らいでいる感じですね……」(前同) 

 

 中居とフジテレビの問題は、多くの芸能関係者にも影響をもたらしている——。 

 

ピンズバNEWS編集部 

 

 

 
 

IMAGE