( 257904 )  2025/01/31 05:48:51  
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日銀の氷見野副総裁は、経済・物価が安定した時に政策金利を引き上げて金融緩和の度合いを調整する考えを述べた。

日銀は2%の物価安定を目指し、必要に応じて現行の0.5%から利上げする方針を明らかにした。

現在の実質金利はまだ大幅なマイナスと指摘され、日銀は2025年度に消費者物価の上昇率が2.4%、2026年度には2.0%になる見通しを示している。

(要約)

( 257906 )  2025/01/31 05:48:51  
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講演する日銀の氷見野良三副総裁=30日午後、東京都千代田区 

 

 日銀の氷見野良三副総裁は30日、東京都内で講演し、経済・物価の見通しが実現すれば「政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」と述べた。日銀が掲げる2%の物価安定を目指し、必要に応じて現行の0.5%から、さらに利上げする方針を示した。 

 

 見かけの金利から物価上昇率を差し引いた実質金利はなお大幅なマイナスで、氷見野氏は「はっきりとマイナスの状態が、ずっと続くというのは普通の姿とはいえない」と指摘した。日銀は生鮮食品を除く消費者物価の上昇率が前年度比で2025年度は2.4%、26年度は2.0%になるとの見通しを示している。 

 

 

 
 

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