( 258021 ) 2025/01/31 15:10:14 0 00 全国の週末の天気予報と予想最高気温
北陸や北日本の大雪ピークを越えつつあり、午後は次第に雪の範囲が狭まりそうだ。週末は寒気が弱まるものの、南岸低気圧の影響で太平洋側でも天気が崩れ、冷たい雨や雪になる見込み。日曜日は東京でも雪やみぞれとなる時間があるため、最新の気象情報や交通情報に注意が必要となる。
31日(金)午後3時と午後10時の雪の予想
きょう31日(金)の午後は西から高気圧が進んでくるため、冬型の気圧配置は緩んでくる。それに伴って北陸や北日本の雪も徐々に弱まり、夜には範囲が狭くなりそうだ。ただ、ここ24時間で60センチ以上雪が降った所もあり、局地的に大雪になっている所があるため、引き続き、なだれや屋根から落雪などに注意が必要となる。
1日(土)夜の予想天気図と予想天気分布
あす2月1日(土)は冬型の気圧配置は解消され、東シナ海で低気圧が発生する。今週末は寒気が北上し、そのタイミングでこの低気圧が南岸を東へと進む見込みだ。これはいわゆる「南岸低気圧」と呼ばれるもので、東京など関東南部に雪を降らせることが多い低気圧である。あすは九州では午前中から、午後から夜にかけては四国や中国地方にも雨雲が広がり、山沿いを中心に雪となりそうだ。夜遅くには近畿でも、雨や雪の降り出す所がある見込み。
2日(日)午前9時の雨と雪の予想
あさって2日(日・節分)になると、雨や雪の範囲は東日本へと拡大する。朝には東海でも雨雲や雪雲がかかり、昼頃には関東にも雨や雪の範囲が広がりそうだ。
2日(日)午後2時と3日(月)午前0時の雨と雪の予想
最新のデータによると、東京都心を含めた関東南部では雨で降りだす見通しで、夜から雪やみぞれになる時間がありそうだ。また、降り出しの時間が気温の低い明け方や朝になると、雪やみぞれに時間が長くなる可能性がある。東京都心は今の所、積雪するほどの雪にはならない見通しだが、念のため、うっすら積雪する可能性も想定しておいた方がいいかもしれない。 南岸低気圧はそのコースや実際の気温の下がり具合によって、雪になるか雨になるか積雪するか、微妙な変化を伴う。最悪の状況に備えるためにも、逐一、最新の気象情報や交通情報に留意してほしい。
(気象予報士・多胡安那)
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