( 258886 ) 2025/02/02 05:14:02 0 00 「APtrikes250」
街中で変わったクルマ、というか三輪車が走っている姿を見かけたことはあるだろうか。シニア層が子どもの頃によく見かけた「オート三輪」の現代版とも言えるトライクが、いま注目を集めている。
そのトライクとは、カーターが取り扱う「APtrikes」。125ccエンジンを搭載し、52万8000円(旧モデルは49万5000円)の低価格で人気を集め、これまで累計2000台以上が国内で販売された。
そしてこのほど、さらなる力強さを求めるユーザーに向けて250ccエンジン搭載の「APtrikes250」(77万円)が誕生。2月10日から予約を開始する。
乗車定員は3名。普通四輪免許で運転できヘルメットも不要
「APtrikes250」は、125cc版と同様の屋根付きトライクボディに、最大出力:11.5kW(15.6PS)/7,000r.p.m、最大トルク:19.5N・m(1.98kgf・m)/5,000r.p.mを発生する水冷4ストOHV単気筒エンジンを搭載したモデル。
125cc版は自動遠心クラッチ装備なので、普通車AT運転免許で乗れたが、トルクのある250cc版はマニュアルクラッチの5段変速+後退を採用しており、AT限定免許では運転できず、普通自動車MT免許が必要。
ボディサイズは、125cc版の全長2200mm、全幅1000mm、全高1650mmと大差ないと思われ、トライクならではの小回り性の良さもあいまって、下町のような道が狭い地域でも運転ラクラク。
もちろん高速道路や自動車専用道路も通行できる(ただし推奨はしていない)。
なお、トライクはバイクとも四輪車とも異なる運転操作が要求される。イメージとしてはサイドカーに近く、特性を知った上で運転しないと思わぬ事故につながりかねない。
そのため購入には試乗経験が必須。全国の取扱店で試乗の後、注意事項確認書への署名が必須になる。
軽二輪や自動二輪の運転経験があるなら、運転操作や基本的な取扱いは早期に馴染めるはず。
個性的すぎるほど個性的なコミューターで、日常の移動を思い切り楽しもう。
<文/CGP編集部>
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