( 258888 ) 2025/02/02 05:15:38 2 00 記録的高値のキャベツ、産地は… 資材高+収穫量低下 農家は悪戦苦闘日本農業新聞 2/1(土) 11:32 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/437092daff394f7d3514944bf786ef9ae4b5bb80 |
( 258891 ) 2025/02/02 05:15:38 0 00 店頭には限られた棚に半玉や4分の1カット売りが並ぶ(東京都目黒区で)
キャベツが記録的高値を付けて、世間の注目を集めている。物価高の象徴のように扱われ、テレビでは「財布に厳しい」と嘆く消費者の声が伝えられる。しかし、農家は必ずしも恩恵を受けておらず、苦境に陥る流通業者もいる。高値の裏側、逼迫(ひっぱく)を招く業界の構造と対策を探った。
1月下旬、食品スーパーの東急ストア中目黒本店(東京都目黒区)では、キャベツが1玉580円(税別)を付けていた。品薄で狭めた棚は、少しでも値頃感を出すため半玉・4分の1カットが主体となっている。
昨秋から続く卸売市場での相場高騰が、ようやく峠を越えたキャベツ。しかし、店頭では依然、高値を保つ。農水省によると、1月中旬のキャベツ小売価格(全国470店舗を調査)は1キロ553円。2010年の調査開始以来、最高値を更新した。
東急ストアは基本、野菜は1週間前に翌週の販売量、売価を決める。売価は相場を参考にするが、必ずしも連動はしない。「1玉298円を超えると一気に消費が離れる」(青果バイヤー)ためだ。相場が上げても1、2週間は我慢して売価を据え置き、落ち着いてから利益を調整する。
しかし、高騰が数カ月にも及ぶとこうした利益の調整が利かず、特売企画や売り場づくりも苦心する。バイヤーは「これだけ販売の常識が通用しない年は初めて」と困惑顔だ。
作柄が回復してきたキャベツの生育を確かめる松井さん(愛知県豊橋市で)
キャベツの大産地として知られる、愛知県の渥美半島。田原、豊橋両市で5ヘクタール生産する松井成好さん(51)は、収穫間近の畑を前に安堵(あんど)の表情を浮かべた。「徐々に生育ペースが回復してきた。ようやくだ」。天候不順に振り回された日々に、思いをはせる。
今期は出足からつまずいた。育苗期は猛暑で発芽が安定せず、定植が10日遅れた。8月末には台風接近に伴う豪雨・長雨で、定植間もない苗は根傷みが多発。その後もハスモンヨトウなど害虫や黒腐病、冬は干ばつや低温による肥大遅れと、悪条件が重なった。
就農30年の松井さんも、想定外の作柄に悪戦苦闘。「雨が極端だから、肥料が流れて根が傷む。追肥しても効果が表れない」と気をもんだ。JA愛知みなみによると、キャベツ農家でつくるJA常春部会の出荷実績(10~12月)は計画を3割以上下回った。
高値相場にも「その分収量が落ちている」と松井さんの表情は晴れない。JAによると、23年時点で肥料価格は5年前から33%、農薬は12%上昇。「悪天候で施肥や農薬散布の回数が増え、一層のコスト増は確実」(青果農産課)という。過去には高値の後に一転急落した年もあり、反動安の懸念も募る。
需給逼迫の要因は、不作に加え、簡便性から消費を伸ばすカット野菜の流通にもある。東京の青果卸は「カット業者や飲食店と契約する産地が不作で契約分を供給できず、カット業者らは採算度外視で市場調達に走り、相場がつり上がる」と、構図を説明する。
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( 258890 ) 2025/02/02 05:15:38 1 00 この記事では、農協の栽培者組織で役員をしている方のコメントや、消費者の価値観、物価などについての意見が多く寄せられています。
農協については、手数料が決まっており、農協が中抜きをすることはないという説明や、加工業者の視点からの流通の説明が行われています。
さらに、国産と輸入品のキャベツに関する意見や、農家の厳しい状況、値段に関する議論などもあります。
全体的には、消費者と農業関係者、政策面などの様々な視点からのコメントが寄せられており、問題解決に向けたさまざまな提案や考えが示されています。
(まとめ) | ( 258892 ) 2025/02/02 05:15:38 0 00 =+=+=+=+=
農協の栽培者組織で役員をしています。こういう記事が出ると野菜でも米でも農協が中抜してるというコメントが必ず出ますが手数料は農協も卸売市場も箱単価✕〇〇%と決まっています。物価等によって手数料を変更する事もありますが変更する際は私のような生産者を代表する者による協議をして決定されますので農家の許可なく農協が中抜をするということはありません。この記事にも書いてありますが、加工業者等は普段は加工用野菜を契約農家から仕入ますが今回のようにそもそも量がない場合は農家からの仕入では足りない場面もあるので、その場面は市場からも購入せざるを得なくなりますが、市場も普段のお客様優先で販売するので普段は購入しない加工業者は値を上げてでも買いに動くわけなので当然消費者に届く前に値段は上がります。
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よく中抜でーという人いますが、流通を知らない人に多いです。送料は無料じゃありません。 旬の産地の直売所に行けば安く手に入ります。
輸送費資材費はもちろん小売の人件費も、生産地から離れるほどに高くなります。距離の分、乗っかるから。 一番安いのは生産地に自ら赴いて買うこと。 なので大手業者は農家と直接契約するわけで。
そもそも 東京はデフレ 初期の頃ですら 米 10kg 8000円でした。1-2次産業の対価を叩き、安くなりすぎただけ。本来 一人暮らしは世界的に贅沢であり、よっぽど裕福で親が太くない限りできません。固定費が高止まりし 生活費が非常に上がるからです。
平成は丸っと人件費を叩くばかりのデフレなので 参考になりませんが、昭和のインフレ時代を見直して、同居 下宿 社員寮 同棲 含め 生活費を下げたり、引っ越しを含め物価が安い地域への転職が現実的かと思います。
▲40 ▼19
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あんまり消費者が見た目品質だの食味がどうのこうの言うから栽培しにくい作物ダラケになつたからだよ、
柔らかくて甘いキャベツの品種ほど気象条件悪化の影響を受けやすい、 お米もそう、病虫害に弱く高温気象にも弱いコシヒカリ系のお米ばつかを有りたがる消費者が多数だから何か有るとお米足りなくなる、
少々食味が落ちても良いから安定に流通する品種を求める様にする事だね、
▲22 ▼9
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西国田舎でのスーパーでのキャベツは1たま200円ていどです。これからすると、農家は100円位が売り渡し価格ではないでしょうか。 産地ではどこでどうして、販売価格が500円とか、千円などになるのかわかりませんよ。
▲9 ▼11
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街中でコーヒー飲んだら、500円以上が当たり前、ちょっと食べるもん加えたら1000円以上が当たり前 で、ゆったり座って時間過ごせるのかと言えばそうではなく、新聞広げることも出来ない狭いスペース それでも街中のコーヒー店はどんどん増えて、人がいっぱいで空席待ちなんてことにもなっているようです(店外で待っている人がいるよ)
そういうことに500円、1000円払うのはヘーキ だけどキャベツ400円とか、コメ1キロ600円とかはユルセナイ! それが日本国民の金銭感覚です
▲52 ▼2
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初めて中国産のキャベツが店頭に並んでるの見ました。 正直今までは中国産か~ と敬遠してたけどそんな事言ってられないなと思った。 でもこれでさらに国内の農家さんたちが苦しい思いするなら悪循環だよね
▲36 ▼7
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この値段で売れれば、適正価格です。 売れ残れば単純にその価値はないということです。 売れ残れば、仕入れた業者は原価の回収ができなくなります。 それでも、仕入れて売るということは商売上意味不明で理解できません。
▲1 ▼3
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悪戦苦闘どころじゃないですよ。成長不足や育ちすぎた規格外に、ほ場での盗難まで。。価格が上がったとはいえ、一玉、半玉、四分の一まで対応してもらってずいぶん勝手を言いますね。
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カットしたキャベツ、小さくて断面がスカスカなのに298円とかで売ってて、ほんとに不作だったんだなぁって思った。どうせ売れないだろうに、無理して店頭に並べなくてもいいのに。ある野菜食べますよ。
▲2 ▼7
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今こそ、消費税・ガソリン税・軽油税廃止、社会保険料大幅減額、プライマリーバランス黒字化目標破棄を!そうしたら、確実に物価は下がるし、手取りも増える。
▲4 ▼0
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某PBの袋サラダのキャベツは既に中国産になっています。それでも品切れになっているので、この時季に中国産ということで嫌厭やってられません。 事態が収束したら、国産に戻ると信じて…
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思い出した 去年の秋 キャベツ農家さん 苗を植え付けたけど何故か育たず他の野菜に切り替えたと言う話を聴いた
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輸入キャベツが入ってきたことで、少し値段が下がっている。このままどんどん輸入してほしい。
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きゃべつ安くなっています 高いのは白菜
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キャベツを食べなくても生きていける。
▲0 ▼4
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品質やサービスにうるさいくせに対価を渋る国民性がなぁ
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買い占め、大儲けの パターンだな。
▲0 ▼6
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