( 260831 ) 2025/02/05 18:55:13 0 00 中居正広氏の女性トラブルで、何かと名前が取り沙汰される佐々木恭子アナ(左)とフジOBのカトパンこと加藤綾子アナ
「またアイツか……」
うんざりした様子でそう語るのは現役のフジテレビ局員だ。
怒りの矛先はフジテレビOBの長谷川豊アナウンサー(49)だ。同アナと実業家の堀江貴文氏(52)が一連のフジテレビ問題について語った2月1日公開の動画が驚異の500万回再生(2月4日現在)を突破している。
長谷川アナは動画で元タレント中居正広氏(52)の問題に端を発した“上納文化”について
「ある」
と断言。過去に自身も担当番組『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)の会食で、タレント・おすぎに“献上”されたと証言したのだ。
それによると、会食後、トイレに行ったおすぎを待たずに同席した笠井信輔アナと佐々木恭子アナが先にエレベーターに乗り込み、笠井アナが、
「ハセ、そういうもんだから」
佐々木アナが
「お夕食代だね」
と語ったという。その後、おすぎと乗ったエレベーター内で長谷川アナは濃厚なキスをされたとも語っている。
これが大きな話題となると、登場人物の一人である笠井アナはブログで疑惑を全面否定。佐々木アナに連絡を取った上で、おすぎと食事をした記憶がないとし、
《『上納』は完全否定できます》
《彼は、どこかで記憶違いをしているのでは》
などとつづった。
これに長谷川アナは16歳から日記をつけており、“事件当日”の記述もあると反論。Xで、
《多分、古巣って特にこうやって色んなひずみが出来ていったんだと思うんです。『イジった方』『イジめた方』『笑った方』は日常に溶け込んで忘れてしまう。でも、された側は忘れるわけないし》
とつづっている。冒頭のフジ局員の話。
「長谷川さんの話は本当に迷惑でしかない。局内で彼の話題はNG。上層部の怒りは相当だと思う」
動画は約55分に及ぶ長編動画。おすぎとの一件はほんの一部に過ぎず、長谷川アナ本人も今になって被害を訴えているわけではない。フジの異常な企業風土、時代錯誤感を元OBとして証言しており、局内事情に関しては興味深い部分もある。
◆亡くなった小倉智昭さんにも失礼
しかし、本人の意図とは別にSNS上では対談の切り抜き動画や切り抜き記事が横行。前出の“おすぎ献上”のくだりや、これまた『とくダネ』絡みの話で、昨年亡くなった小倉智昭さんが佐々木アナの耳を
「何回も舐めていた」
と長谷川アナが主張している描写ばかりが注目されてしまっている。
前出フジテレビ社員は
「今の時代、目を引く部分は切り抜かれてしまう。一方的に名前を出された恭子さん(佐々木アナ)が不憫でならない。彼女、今回の騒動で『フジの三悪人』と一部で書かれたことが堪えたみたいで、体調を崩していると聞いた。亡くなった小倉智昭さんにも失礼。長谷川氏は生前お世話になったはずなのに……」
と語る。
もともと一連の騒動が勃発した際、長谷川アナはいち早く局の内情を証言するなど、フジを大いに刺激してきた。OBとして古巣の窮状を憂い、何の罪もない現場社員に寄り添ったつもりなのだろうが、局内では
「やっていることは火に油を注ぐのと同じ。一体何を考えているのか」
という声が充満しているという。
「動画ではOGの高島彩アナや加藤綾子アナの名前も出ました。これも完全に“もらい事故”。特に加藤アナは’23年12月29日に第一子を出産し、いまは育児に専念している最中。仕事よりも家庭を優先しており、このタイミングで過去のエピソードが蒸し返されるのは本意ではないでしょう」(スポーツ紙記者)
義憤にかられた長谷川アナの暴露で、火種がさらに大きくなった印象。現在、フジ局内では、真偽不明の情報に対する注意喚起を再度行うことも検討しているという。
一度開いてしまったパンドラの箱。収束にはまだまだ時間がかかりそうだ――。
FRIDAYデジタル
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