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広島県安芸高田市の元市長で地域政党「再生の道」を立ち上げた石丸伸二氏が、東京都議選の候補者選考について記者会見を行った。

新党の応募者は490人で、2月16日まで応募を受け付け、書類審査や面接を経て候補者を決定する。

石丸氏は都議選全42選挙区で最大55人の候補者を擁立予定で、政策は多選制限のみで党議拘束を設けず、他党との掛け持ちも認める方針。

応募者は40代が最多で、男性が9割を占めている。

現職の都議も応募を呼びかけたが、現時点では応募はない。

結果発表は春を予定しており、都議選は6月に実施予定。

候補者の擁立が進められており、激しい選挙戦が予想されている。

(要約)

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記者会見に臨んだ石丸伸二氏=2025年2月6日午前10時46分、東京都港区、中村英一郎撮影 

 

 地域政党「再生の道」を立ち上げた広島県安芸高田市の前市長、石丸伸二氏(42)が6日、都内で記者会見を開き、東京都議選(定数127)の候補者選考への応募状況を公表した。新党の立ち上げを表明した1月15日以降、これまでに490人の応募があったという。2月16日で応募を締め切った後、書類審査や面接を経て候補者を決めていくとしている。 

 

 石丸氏は1月の記者会見で、都議選の全42選挙区で最大55人の候補者を擁立する考えを表明した。党として実現をめざす政策は掲げず、党の綱領は任期を2期8年までとする多選制限のみと説明。新党は政治家を生み出すための「装置」だと主張し、党議拘束を設けずに他党との掛け持ちも認めるとして、応募を呼びかけていた。 

 

 石丸氏によると、応募者の年齢層は40代が最多で、9割が男性。職種は自営業が多く、元区議も10~20人ほどいる。現職の都議にも応募を呼びかけていたが、現時点では応募はないという。 

 

 今後は、書類選考や適性検査、ネット公開の最終面接を経て、春には立候補予定者を決める予定。応募者の氏名は最終面接に進む段階で公表するという。 

 

 都議選は6月13日告示、22日投開票。現在の都議124人のうち、会派別では自民党が30人と最も多く、都民ファーストの会の27人、公明党の23人が続く。 

 

 各党も候補者の擁立を進めている。すでに多くの党が公認候補を発表しており、激しい選挙戦が予想される。(中村英一郎) 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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