( 261171 ) 2025/02/06 16:25:59 0 00 兵庫県の斎藤元彦知事は5日午後、県庁で定例会見を行った。会見では記者から、石破茂首相が4日の衆院予算委員会で、他の候補者の当選を目的として立候補する、いわゆる「2馬力選挙」について、新たな法規制などを検討すべきと考えを示したことについて、斎藤知事の見解を問われた。
[写真]報道陣の質問に答える兵庫県の斎藤元彦知事=5日午後、県庁で
斎藤知事は「私自身は、自分ができる選挙を街頭演説を含めて懸命に行った。首相の発言は報道で承知しています。今回の(兵庫)知事選については選挙戦を戦った当事者であるため、コメントは差し控えたい」と答えた。
また、「選挙制度については国会や国で議論され、必要があれば改正などの対応がされるべきだと認識している」と述べた。
「2馬力選挙」を巡っては、昨年11月に行われた兵庫県知事選において、政治団体『NHKから国民を守る党』の立花孝志氏が自身の当選ではなく、斎藤知事を応援する選挙戦を行った、と指摘されている。
会見ではこのほか、報道陣から定例会見の時間が公務の関係で1時間程度となっていることについて「以前は制限がなかったが、2期目就任後以降は予算編成などの公務が多忙であることから1時間と制限がなされてきた。予算編成が比較的落ち着いてきている状況と聞いているが、また、その時間制限はつけない形に戻すのか?」という質問があった。
それに対し斎藤知事は「今後も組織や人事など重要政策の協議が続き、公務が立て込んできているため、これまで同様の1時間程度ということで、私どもとしては考えさせていただいております」と答えた。
また「記者会見ももちろん大事だと考えております。一方、公務も内外行事や重要政策なども県民のみなさんにとっての公務となりますので、これまで同様の1時間程度で考えさせていただいている。そこはご理解いただきたいと思っています。必要に応じて囲み取材などは柔軟に対応していく」と続けた。
|
![]() |