( 261344 )  2025/02/07 03:04:15  
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消費者庁がSNS上で増えている「タスク(作業)副業」について警告している。

この手の副業に参加費を送金した後、業者と連絡がつかなくなり、全国で1615件の相談が寄せられた。

被害額は10億円を超えるという。

消費者庁によると、動画投稿サイト「ティックトック」などで見かける広告では、1回100~800円、1日5千~2万円の報酬をうたっており、最初に数百円が支払われる。

その後、数千~数万円の「参加費用」を支払わなければならないと誘われ、さらに作業中に追加料金を請求されるという手口が行われている。

(要約)

( 261346 )  2025/02/07 03:04:15  
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SNS上に表示された「タスク副業」の勧誘画面=消費者庁の資料から 

 

 SNSを介した「タスク(作業)副業」でトラブルが増えているとして、消費者庁が注意を呼びかけている。副業への「参加費用」を送金した後、業者と連絡がつかなくなったといった相談が全国で1615件あった。送金してしまった人の合計額は10億円を超えるという。 

 

 消費者庁によると、動画投稿サイト「ティックトック」などに表示される副業の広告サイトにアクセスすると、動画を見て、そのスクリーンショットを撮って送れば「1回100~800円、1日5千~2万円までを見込むことができる」などと説明され、最初は数百円程度が支払われる。次に、数千~数万円の「参加費用」を支払うことが必要な「高収入タスク副業」を紹介される。誘いに乗って「参加費用」を入金し、業者が指示する作業をすると、「作業ミス」などを理由に追加の費用を請求されるという。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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