( 261364 )  2025/02/07 03:27:03  
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高額療養費制度は、医療費が高額になった場合に患者の負担を軽減する制度で、政府は自己負担額を引き上げる方針を打ち出している。

そのため水戸部さんらから不安の声が上がっており、立憲民主党の会議でもこの方針の撤回を訴える声があがっている。

国会でも取り上げられており、石破首相は修正の可能性を示唆している。

(要約)

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日テレNEWS NNN 

 

「高額療養費制度」とは、医療費が高額になった場合に患者の負担を軽減するため、毎月の自己負担額に上限を設け、超えた分については払い戻しを受けられる制度です。政府は、保険料を支払う現役世代の負担を軽くするため、自己負担額を段階的に引き上げるとしています。 

 

こうした引き上げ方針に対し、不安の声をあげているのが、水戸部ゆうこさんです。2018年にステージ4の肺腺がんに罹患し、現在も抗がん剤治療を続けています。 

 

水戸部さんは6日、立憲民主党の会議に出席し、方針の「白紙撤回」を訴えました。水戸部さんは「自己負担額の引き上げは子育てをする親にとってとても過酷で、生きるのを諦めろ。子どもの明るい未来はないと言われているようで絶望している」「(治療費が増えるので)子どもたちを生かそうと、死ぬ覚悟で治療をやめていく仲間がいる。こんな世の中でいいのか」と時折、声を震わせながら力強く訴えました。 

 

日テレNEWS NNN 

 

この問題は4日、衆議院予算委員会でも取り上げられ、立憲の中島衆院議員は、石破首相に対し政府方針を見直すよう求めています。 

 

石破首相は「いろんな選択肢があると思う。高額療養費がものすごい伸びを示している。制度としての持続可能性をどうやって維持をするか。高額療養費制度を必要とする方々がおられることと、制度の持続可能性と両方とも満たすということの『解』を、時間的な制約の中で見いだしたい」と述べ、修正する可能性を示唆していました。 

 

 

 
 

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