( 262059 )  2025/02/08 06:20:08  
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江藤拓農水大臣は、政府備蓄米の市場への放出を早期に実施する考えを示しました。

昨年からコメの価格高騰が続いており、流通を円滑にすることで価格安定化を図るための措置です。

備蓄米の放出は大凶作時の供給不足を考慮していましたが、今回は流通円滑化のために行われる初のケースとなります。

農水大臣は現在在庫が滞留している状況を指摘し、素早い対応を進める考えを示しました。

(要約)

( 262061 )  2025/02/08 06:20:08  
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江藤農水大臣 

 

江藤拓農水大臣は7日の会見で、政府備蓄米の市場への放出を早期に実施する考えを表明した。 

 

昨年からコメの価格高騰が続くなか、流通の円滑化により価格安定化を図るための措置。 

 

24年産の主食用米は前年比18.2万t増えた一方、流通量は減少している。一層の米価上昇を見込む一部の農家や業者で、在庫が滞留しているものとみられる。 

 

大凶作などによる深刻な供給不足時に想定されていた備蓄米の放出だが、流通円滑化のために実施されれば初のケース。 

 

江藤氏は「業者の集荷数量が(昨年11月末時点で前年同月比)17万t足りない。12月末には21万tとさらに深刻となり、できる限り素早く対応できるように準備を進める」とコメント。実施時期は未定としながらも、スピードを上げて対応する方針を示した。 

 

 

 
 

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