( 262184 )  2025/02/08 15:29:40  
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北海道美深町で、線路上に不自然な雪の塊を発見して急停止したラッセル車について、2019年にも同様の事案があったことがわかった。

このことが、JR北海道の取材で分かった。

現在は名寄市の北星―智恵文間で、雪の塊が線路に投げ込まれた事件があった。

JR北は、美深町での事件について写真を公開し、名寄署が捜査を行っている。

また、宗谷線沿線では、ラッセル車を撮影する際のマナー問題があり、注意喚起活動を行っているが、悪質な撮影者が後を絶たない状況だ。

(要約)

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線路上に投げ込まれた雪塊の手前で止まったラッセル車(1日、北海道美深町で)=JR北海道提供 

 

 北海道美深町のJR宗谷線で1日に走行中のラッセル車が線路上に不自然な雪の塊を発見して急停止した問題で、2019年にも宗谷線で同様の雪塊が見つかっていたことが、JR北海道への取材で分かった。JR北は具体的な時期を明らかにしていないが、名寄市の北星(現在は廃止)―智恵文間で、線路上に人為的に投げ込まれたとみられる雪塊があったという。 

 

 JR北は7日、美深町で見つかった雪塊の写真を公開した。既に名寄署に相談し、同署は列車往来危険容疑などで捜査している。 

 

 宗谷線の沿線自治体では、以前からラッセル車を撮る人の撮影マナーが問題になっている。JR北は沿線を巡回するなどして注意喚起を行っているが、悪質な撮影者は後を絶たない。 

 

 音威子府村では、撮影スポットとして知られる村道で路上駐車が相次ぎ、移動のため猛スピードで走る車もあったという。撮影者への啓発活動に取り組む村内のまちづくりグループ「ノチウ」の佐藤志穂代表(30)は「線路内に立ち入るなどの危険行為は以前から耳にしていた。村に来てくれるのはうれしいが、節度をもって撮影を楽しんでほしい」と呼びかけている。 

 

 

 
 

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