( 262889 )  2025/02/09 18:56:51  
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中居正広氏が引退した後も、女性トラブルに関する説明責任を求める声が上がっている。

’23年に女性との深刻な性的トラブルが発覚し、これに関連してフジテレビの内部問題も明るみに出た。

中居氏の言動に疑念があり、元フジ社員に事情を説明する際にも曖昧な回答をしていた。

第三者委員会が調査を進めている中、中居氏は今も説明責任を果たすべきだという声が広がっている。

(要約)

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芸能界を引退した中居正広氏。だが、その説明責任を問う声も…… 

 

元タレントの中居正広氏(52)に「説明責任」を求める声が上がっている。一連の女性トラブルをめぐり、混乱が続いているからだ。 

 

’23年6月に当時フジテレビ勤務だったX子さんとの間で深刻な“性的トラブル”が発生。代理人を通じて高額な示談金を払っていたことが昨年12月に「女性セブン」「週刊文春」で報じられた。 

 

その際、X子さんと中居氏の間を取り持ったキーマンにフジ編成幹部A氏の名前が挙がると騒動は過熱。1月27日にはフジテレビが10時間以上に及ぶ“やり直し”会見を行い、同局の港浩一社長と嘉納修治会長が辞任を発表。遠藤龍之介副会長も3月末の第三者委員会の結果公表後に辞任する意向だという。 

 

一方、この問題を追及していた週刊文春は1月28日、中居氏とX子さんの会食の経緯について 

 

《本記事では事件当日の会食について『X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた』としていましたが、その後の取材により『X子さんは中居に誘われた』『A氏がセッティングしている会の“延長”と認識していた』ということがわかりました》 

 

と訂正。文春編集長も自社ホームページで同様の釈明を行ったが、ネット上を中心に批判の声が強まっている。 

 

「そうなると、中居さんがAさんに直接連絡を取ったのはナゼなのか。どのような文言で彼女を誘ったのか、という疑問が生じてくる。取材する限り、中居さんのセリフは『1対1で飲もう』ではなく、『みんなで飲もう』だったと聞いている。A氏はフジの調査に問題の会食自体を『把握していなかった』と答えている。これが事実ならば、中居さんの『みんなで飲もう』はX子さんをおびき出すためのウソだった可能性も出てくるのではないか」 

 

そう語るのはテレビ局関係者。 

 

中居氏の言動に疑念を感じる部分は他にもある。中居氏はトラブル発生後の’23年7月、フジ社員に状況を説明している。その際、密室で具体的に何が起きたかは言わず「男女の交際トラブル」のような印象を与える釈明を行ったという。 

 

さらに1月27日の会見で、港社長は 

 

「(調査の過程で)中居氏が女性とは異なる認識を持っていることが明らかとなりました」 

 

とコメント。その後、別の質問で 

 

「中居氏は同意と言ったのか?」 

 

と問われた遠藤副会長は 

 

「おっしゃるとおりです」 

 

と答えた。これに広報担当者が即座に訂正を申し入れ。遠藤副会長は 

 

「私が踏み込みすぎた発言をした。その内容をお答えできません、ということに訂正します」 

 

と前言撤回した。これはX子さんのプライバシー保護や二次被害を防ぐために致し方のない措置ではある。 

 

◆中居氏は今からでも説明責任を果たすべき 

 

ただし、発言自体が“なかったこと”にはならない。会見に出席したスポーツ紙芸能担当記者は 

 

「あそこにいた記者の誰もが、騒動の重要部分であると認識したはずだ。中居さんが事を荒立てないよう必死に弁明している印象を受けた」 

 

と話す。 

 

中居は1月23日にファンクラブ向け有料サイトで芸能界引退を発表した。被害女性とのトラブル内容には触れず 

 

《こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。さようなら……》 

 

とつづり、37年間の芸能生活にピリオドを打った。 

 

そんな中、フジテレビが立ち上げた第三者委員会が2月3日からメール形式でアンケート調査を実施。しかし、そのアンケートはフジテレビと親会社の社員が対象となっているという。前出のテレビ局関係者の話。 

 

「言い方は悪いが、フジが存亡の危機を迎えるなか、中居さんだけが“脱出”したように見える。“問題の会食の前後に何があったのか”、“問題が起きてから中居さんはどう対応したのか”。守秘義務があるのはわかるが、中居さんの口から説明しなければわからないことがたくさんある。SNS上ではデマも横行し、X子さんに心無い声も寄せられている。今からでも説明責任を果たすべきだと思う。それだけ中居さんの業界での存在は大きかったですから……」 

 

中居氏は声明で 

 

《あらゆる責任を果たしたとは全く思っておりません。今後も、様々な問題に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります。全責任は私個人にあります》 

 

とつづっている。今こそその約束を果たすときだろう――。 

 

FRIDAYデジタル 

 

 

 
 

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