松本哲治氏は、沖縄県浦添市長選で新人候補者を破り、4選を果たした。沖縄の「オール沖縄」勢力は敗北し、県内11市で同勢力系首長がいない状態が続いている。(要約)
4選を確実にし、万歳をする松本氏(中央)(9日午後9時47分、沖縄県浦添市で)=横山潤撮影
沖縄県浦添市長選が9日、投開票された。現職の松本哲治氏(57)(無=自民・公明推薦)が、新人で市民団体世話人の里道昭美氏(67)(無)との一騎打ちを制し、4選を果たした。
候補者擁立を断念した玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力は事実上の不戦敗。1月の宮古島市長選で現職が敗れて以降、県内11市で同勢力系首長がゼロの状態が続いている。