( 263439 )  2025/02/11 03:16:08  
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山本太郎代表が、昨年の能登半島地震の被災地入りやカレー行列について言及した。

カレーを食べる様子をSNSに投稿し、物議を醸したことについて、実際はボランティアが炊き出しをしており、余ったカレーをもらって食べたと説明した。

ネット上の批判については、「グリムとかアンデルセン級の人たちがいるな」と苦笑いしつつも、被災地の状況や30年の経済災害を受けている国民の苦しみを理解しない政治を変える必要性を訴えた。

(要約)

( 263441 )  2025/02/11 03:16:08  
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れいわ新選組・山本太郎代表 

 

 れいわ新選組の山本太郎代表(50)が10日までに公式SNSを更新。昨年元日に起きた能登半島地震直後の被災地入りについて、当時の反響に言及した。 

 

 山本氏は震災直後の昨年1月7日にSNSを通じて被災地入りを報告。「能登半島に入り能登町、珠洲市をまわって、当事者の声を約二日間に渡り、様々聞きとりした」とつづっていた。その中で、炊き出しのカレーを食べている様子を投稿し、物議を醸していた。 

 

 この出来事について、山本代表は今月8日に愛知・名古屋市で行った おしゃべり会の中で言及。「カレーの話もありました。私ね、被災地行ってカレー食べて、怒られたんです。これね、ネットの中で色々どんな風に、みんな捉えてるのかなと思って、一瞬見たんですけど、どうやら、“ただでさえ食料がない中で、カレーを作るってことで、長蛇の列ができた”と。“その長蛇の列ができた、カレーの列の途中で、山本太郎が割り込みをして、山本太郎がカレーを手にした途端に、もうそこで炊き出しが終わってしまい、その後ろに並んでいた被災者の方々が、膝から崩れ落ちた”みたいなことが、なんか書かれてるんですよ。違う違うって。どんだけドラマチックな話になってんねん、みたいな」と、動画の書き起こしをスタッフが投稿した。 

 

 カレー行列の真相については「私が行った時に、ボランティアの方々が炊き出しをして、被災者の方々にカレーを食べていただきました。それを持って帰ってきました、余りを。それをボランティアのみんなで食べて、最後に、どうする? もう捨てる? 食べる人おらん? っていうところに、私が現れて、“山本さん、食べーや”って。“食べへんかったら捨てるよ”って言われたやつを、いただいたんです」と説明。「それがネットでは回り回って、“カレー泥棒”みたいな話になるんですね。すごいよな、って思います」と吐露した。 

 

 ネット上の批判については「ネットの世界には色んな、もうグリムとかアンデルセン級の人たちがいるな、っていうね。色んなお話を作られるんだなっていう風に、思いますけれども」と苦笑し「とにかく、1年経ってもまだ上下水道が通ってないようなところもあるのが、今の能登半島ですね。これって何かっていうと、明日の自分たちの姿なんですよね。大きな地震が必ず来るって言われてる国で、1年かかっても、ちゃんとした復興ができない地域まであるっていう国を、本気出させなきゃいけない。そのためにも、みんなで力を合わせていく必要があるし、それに加えて、30年の経済災害で、これだけの国民がしんどい思いをしている時に、その状況を、全然理解しようとしない政治。これ、倒していくしかないんですね。その先頭に立ちたいんです。だから、こんなイヤな社会をとっとと変えようぜ、ということを言っているのが、れいわ新選組でございます」と主張した。 

 

 

 
 

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