( 264074 )  2025/02/12 05:58:23  
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10日、トランプ米大統領はFOXニュースとのインタビューで、ウクライナ問題について、「いつかロシアの領土になる可能性もあれば、ならない可能性もある」と述べた。

これに対し、ウクライナはトランプ政権が停戦交渉で領土を割譲することを懸念しており、トランプ氏の発言は割譲交渉の可能性を示唆していると受け取られる様子だ。

トランプ氏は戦闘終結を目指し、各国に働き掛けを強化する姿勢を見せている。

(要約)

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写真左から、ロシアのプーチン大統領、トランプ米大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領(AFP時事) 

 

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は10日に放映されたFOXニュースとのインタビューで、ロシアの侵攻にさらされるウクライナに関し、「いつかロシア領になるかもしれないし、ならないかもしれない」と語った。 

 

  

 ウクライナ側はトランプ米政権が仲介を目指すロシアとの停戦交渉で領土の割譲を迫られることを警戒している。トランプ氏の発言は割譲もあり得るという認識を示したとみられ、波紋を広げそうだ。トランプ氏はウクライナでの戦闘終結に向け、各国への働き掛けを強めている。 

 

 インタビューでは停戦交渉の見通しに関し、「先週、大きな進展があった。ロシアともウクライナとも取引している」と説明。時期には触れなかったものの「取引するかもしれないし、しないかもしれない」と述べ、話し合いが前進する可能性を示唆した。 

 

 その上で、米国が対ウクライナ支援で拠出してきた巨額の資金を「取り戻したい」と表明。ウクライナには大量のレアアースが埋蔵されていると指摘した。5000億ドル(76兆円)相当のレアアースを米国に供給するよう要求し、ウクライナ側が「基本的には同意した」と明らかにした。  

 

 

 
 

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