( 264104 )  2025/02/12 06:31:24  
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元SMAPの中居正広氏の女性トラブルを受け、フジテレビは75社以上のスポンサー企業のCMを失い、港浩一前社長や嘉納修治前会長が辞任する事態に。

問題の起点は23年6月に中居氏宅で行われた飲み会で、フジ編成幹部が女性を誘ったことから始まった。

報道によると、番組制作に欠かせない取引先との関係が損なわれており、大手芸能プロダクションはフジテレビの制作に関わらない姿勢を取っている。

この問題は俳優の菅田将暉など出演者にも影響を与えており、フジテレビの番組編成に注目が集まっている。

(要約)

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フジテレビ(C)日刊ゲンダイ 

 

 電撃引退した元SMAP中居正広氏(52)の女性トラブルで、75社以上のスポンサー企業のCM撤退を余儀なくされ、港浩一前社長、嘉納修治前会長が引責辞任する事態に発展しているフジテレビ。ここに来て、明るみになったのが番組制作に欠かせない重要な取引先の“フジ離れ”だ。 

 

 トラブルの発端は、23年6月。中居氏宅で開催された飲み会に被害女性を勧誘したのが、当初、フジ編成幹部A氏だと報じれた。だが、「週刊文春」はその後、女性を直接誘っていたのはA氏ではなく中居氏だったと修正。 

  

「文春の修正は誤報と言われ、A氏の直接の関与はなかったという声も出始めていますが、それは誤りでしょう。それ以前に、A氏が女子アナを使った接待を芸能人などに行っていた疑惑が晴れたわけではない。こうした接待文化は港前社長をはじめ、脈々と受け継がれてきたものだと言われています。フジの企業体質は第三者委員会である程度明らかになるでしょう」(芸能ライター) 

 

 4月以降のCM契約の苦戦が伝えられる中で、支障を来たしているのが番組制作だ。今回、ある大手芸能プロダクションがフジテレビのドラマなどへの出演を拒否していることが、筆者の取材で明らかになった。 

 

 番組制作会社幹部はこう話す。 

 

■菅田将暉もオファー拒否? 

 

「若手からベテランまで多くの俳優、タレントを擁するある老舗芸能プロは、今回の女性トラブルの全容が解明され、防止策などが発表されない限り、『大切な女優を預けられない』と出演オファーを拒否しているようです。ほかの大手プロもこれに追随するのではないかと言われ始めています。スポンサー離れによる制作費だけでなく、問題はキャスティングにも波及しています」 

 

 件の老舗芸能プロとは別に、5日配信の「デイリー新潮」が報じたのが俳優・菅田将暉(31)が、フジテレビのドラマ出演のオファーを断ったというもの。菅田が所属する「トップコート」の女優、清野菜名(30)は現在、フジで放送中のドラマ「119 エマージェンシーコール」で主演を務めている最中だ。 

 

「スポンサー同様、この問題を解決しない限り、フジの番組に出演することはタレントのイメージに関わるのは確かでしょう。何事もなかったかのようにオファーを受けてしまうと、女性トラブルに対して目を瞑っていると捉えかねないからです。これまでドラマ、音楽番組、バラエティーでフジテレビと蜜月関係を築いてきた大手プロの中でも、今回ばかりは長い目で見て出演はマイナスと判断しているところが少なくありません」(前出・番組制作会社幹部) 

 

 4月以降のフジテレビの番組編成に注目が集まっている。 

 

(本多圭/芸能ジャーナリスト) 

 

  ◇  ◇  ◇ 

 

 中居氏の問題がフジテレビの問題に発展する中、フジの現役、OGアナに注目が集まっている。 

 

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