( 265519 )  2025/02/15 05:38:56  
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スズキは2025年2月3日に、新型「ジムニーノマド」の注文受付を一時停止すると発表しました。

この車は、ジムニーシエラをベースにした5ドア仕様で、予想を上回る5万台の注文が寄せられたため対応が迫られたということです。

スズキは再開に向けて全社を挙げて対応を進めており、予約済みのユーザーには早く納車できるよう尽力するとコメントしています。

また、受注停止に伴い展示やイベントも中止となりました。

新型ノマドは、ジムニーシエラをベースにボディを延長し、荷室の拡大や積載性の向上を特徴としています。

パワートレインには1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載しており、カラーバリエーションにもこだわりが感じられます。

(要約)

( 265521 )  2025/02/15 05:38:56  
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 スズキは2025年2月3日、同年1月30日に発表した新型「ジムニーノマド」の注文受付を一時的に停止したと発表しました。 

 

2025年1月30日に発表されたスズキ新型「ジムニーノマド」 

 

 ジムニーノマドは、本格オフローダー「ジムニーシエラ」をベースに、ボディを延長して5ドア仕様としたことで話題となりました。当初の発売日は4月3日に設定されていましたが、予想を超える注文が殺到し、スズキは対応を迫られることになりました。 

 

 スズキの発表によると、月間販売計画の1200台を大幅に上回る約5万台のオーダーが寄せられたとのこと。この影響で、同社は一時的に注文受付を停止し、再開に向けて全社を挙げて対応を進めているといいます。 

 

 また、すでに予約を済ませたユーザーに対しては、「一日でも早く納車できるよう引き続き尽力する」とコメント。さらに、この受注停止に伴い、全国のショッピングモールで予定されていた先行展示やイベントでの実車公開も中止となりました。 

 

 新型ノマドは、これまで日本市場で販売されているジムニーシエラを基に開発され、ホイールベースと全長をそれぞれ340mm延長したロングボディ仕様が特徴です。リアドアを追加し、後部座席へのアクセス性を向上させています。 

 

 ボディサイズは全長3890mm×全幅1645mm×全高1725mm(ルーフアンテナ折りたたみ時)、ホイールベースは2590mm。ラゲッジスペースの拡大を優先し、リアシートを立てた状態での荷室フロア奥行きは、シエラの240mmから590mmへと大幅に拡張されています。これにより、積載性の向上が新型ジムニーノマドの大きな魅力となっています。 

 

 パワートレインには、シエラと同じ最高出力102馬力・最大トルク130Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒自然吸気エンジンを搭載。 

 

 カラーバリエーションでは、シエラにはない“シズリングレッドメタリック”が新たに追加され、シエラの青とは異なる深みのある“セレスティアルブルーパールメタリック”もラインナップされました。細部のカラーチョイスにもこだわりが感じられます。 

 

 これほどの人気を誇る新型ジムニーノマド。スズキの今後の対応や、受注再開のスケジュールに引き続き注目が集まりそうです。 

 

 

 そんな新型ジムニーノマドの発表からわずか5日で受注停止したことに対して、SNS上では多くの声が挙がっています。 

 

2025年1月30日に発表されたスズキ新型「ジムニーノマド」 

 

「これは売れると思う」「可愛いし、この価格なら納得」といった声が多く、価格設定とデザインのバランスが評価されていることが分かります。特に「5万台の受注は納得」と、ジムニーファン以外にも幅広く支持されている様子がうかがえます。 

 

 また、「リアドアがついて便利になった」「積載性が向上して、仕事にも遊びにも使えそう」といったコメントも目立ちました。もともとジムニーに興味を持ちながらも、積載性の問題で購入を見送っていた層にとって、ロングボディ&5ドア仕様は非常に魅力的に映っているようです。 

 

「何色が人気になるのか気になる」といった声もあり、新たに追加された“シズリングレッドメタリック”や、ジムニーシエラの青とは異なる“セレスティアルブルーパールメタリック”に関心が集まっています。実際にどのカラーが人気を集めるのか、今後の販売状況にも注目です。 

 

 新型ジムニーノマドの消費税込みの価格は、5速MT車が265万1000円、4速AT車が275万円となっています。 

 

VAGUE編集部 

 

 

 
 

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