( 265804 )  2025/02/15 18:03:26  
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87歳の日枝氏の自宅前で、野太い声を持つ男性が「日枝、会見行こうぜー!」と叫びながら演説を始めた。

男性は青い車から巨大なスピーカーを持ち出し、日枝氏が会見に出ないことへの嫌がらせを行った。

近隣住民たちは男性の行動を不安視し、男性は演説を終えてすぐにその場を去った。

後日、日枝氏の自宅外壁に「フジは停波しろ!」と落書きされる事件も発生し、不安な日々が続いている。

(要約)

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日枝氏の自宅の前で“演説”を始めた男性 

 

「日枝、会見行こうぜー!」 

 

1月下旬の午前10時半頃、都内の閑静な住宅街に男の野太い声が響き渡った。「日枝」とは、フジテレビジョン代表取締役相談役でフジサンケイグループの代表を務める日枝久氏(87)のことだ。 

 

「フジの“やり直し会見”当日、日枝さんの自宅前には朝から多くの報道陣が集まっていました。10時半頃、そこに一台の青いコンパクトカーがやって来て、車内から小太りの中年男性が現れました。男性は報道陣に向かって『俺は一般人だ! 絶対撮るなよ!』とすごんでいました」(目撃者) 

 

男性が乗ってきた車の車内には、お菓子やペットボトルが散乱。ハンドルからはホーンボタンが撤去されていた。男はトランクから巨大なスピーカーを下ろし、台車に乗せた。マイクと三脚を日枝氏の自宅前に運び、慣れた様子でセットし始める。その後、冒頭のマイクパフォーマンスが始まった。男性は「日枝、会見行こうぜー!」と繰り返しながら、右の拳を何度か突き上げた。 

 

この様子を不安そうな表情で見つめていたのが、近隣住民たちだ。 

 

「一切、会見に出ない日枝氏への嫌がらせでしょうか……。あの男性は何度か見かけたことがあります。ただ、大音量で叫んでいるのは初めてです。子供の通学路なので怖すぎますよ。(日枝氏が)会見してくれたら収まるのかな……と、ついつい思ってしまいます」(近隣に住む主婦) 

 

別の近隣住民は、男性が以前に見せていた“奇行”を目撃していた。 

 

「1週間ほど前にも今日と同じ青い車で乗り付けて、日枝さんの自宅を見回していました。『なにかやらかすのではないか』と心配でしたね。その日は、日枝さんの自宅のインターホンに向かって手を振って帰っていきました。近くに住んでいるのかと思うとゾッとしますね」 

 

男は2~3分ほどの“演説”を終えると、てきぱきと片付けをしてその場を後にした。 

 

2月11日には、何者かによって日枝氏の自宅外壁に落書きがされていることが発覚。縦約1m、横約3mの大きさで「フジは停波しろ!」と黄色いスプレーのようなもので書かれていた。 

 

日枝氏が会見に臨み、視聴者やスポンサーが納得いく解決策を示すまで、近隣住民の不安な日々は続くのだろうか……。 

 

取材・文:鈴木拓斗 

 

FRIDAYデジタル 

 

 

 
 

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