( 266674 )  2025/02/17 16:36:40  
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石破総理大臣は、高額療養費制度の見直しで、長期治療を受ける患者の自己負担額を凍結して現行のままにすることを説明した。

この引き上げ凍結は、厚労省が修正を発表したことに対する措置であり、この措置に対して野党の立憲党は、がん患者団体などからの声を聞いた上で引き上げ凍結を求めた。

石破総理は当事者の意見を尊重すべきだったと述べつつ、政府の誠意ある対応を理解するよう求めた。

(要約)

( 266676 )  2025/02/17 16:36:40  
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衆院予算委/17日 

 

高額な医療費を抑える「高額療養費制度」の見直しをめぐり、石破総理大臣は、長期の治療を受ける患者の負担を現行額のまま据え置くと説明しました。 

 

自民党・牧島かれん衆議院議員 

「厚労省は高額療養費制度見直しの修正を発表されました。その趣旨について、まず冒頭ご説明をいただきたいと思います」 

 

石破総理大臣 

「今般、高額療養費に年4回以上該当される方の自己負担額の見直しを凍結し、据え置くことを政府として決断をさせていただきました」 

 

石破総理は、高額療養費の総額は医療費全体の倍のスピードで伸びていて、制度の持続可能性を考えると自己負担の上限額の引き上げ自体は必要だと述べました。 

 

その上で、1年に4回以上該当する長期間治療の人に対する引き上げは凍結し、「負担額は変わらない」と強調しました。 

 

一方、立憲は、がん患者団体などの声を聞いたうえで自己負担額の上限引き上げを凍結するよう求めました。 

 

石破総理は「当事者のご意見を十分に聞く努力は、さらにすべきだった」とした上で、「政府として誠心誠意対応したのが今回の結論だ」と理解を求めました。 

 

テレビ朝日報道局 

 

 

 
 

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