( 267119 )  2025/02/18 15:08:30  
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公明党の斉藤代表は石破首相との会談後、国民民主党の「年収103万円の壁」引き上げ案に不十分との見解を示し、合意に向けて一致したいと述べた。

自民党が提案する所得制限を2段階に設定し控除額を拡大する案についても不十分とし、「制度が複雑になる」と指摘。

シンプルな制度の必要性や財源確保の議論の重要性を強調した。

(要約)

( 267121 )  2025/02/18 15:08:30  
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FNNプライムオンライン 

 

公明党の斉藤代表は18日、首相官邸で石破首相と会談後に記者団の取材に応じ、自民党が国民民主党の提示する予定の「年収103万円の壁」の新たな引き上げ案について「不十分だ」との認識を示した。石破首相にもその旨を伝え、「最終的に3党で合意したい。そのために真摯に協議を進めるべきだ」との認識で石破首相と一致した。 

 

斉藤代表は、所得制限を2段階でかけ低所得層に限り控除額を123万円よりも拡大するとした自民党の新たな案は報道で知ったとした上で、「公明党としてもこれでは不十分だ。有権者の理解は得られないのではと申し上げた。ぜひ国民民主党の理解が得られるような進め方をするべきだ」と述べた。 

 

斉藤代表はさらに、「非常に制度が複雑になる。(控除額を123万円より拡大する基準とされる)年収が500万円になることついて有権者の理解が得られるのかだと思う」と強調し、「シンプルな制度であるべきだとい議論もある。もう1つ財源という問題もある。その2つを兼ね合わせて考え、議論しなければいけない」と指摘した。 

 

フジテレビ,政治部 

 

 

 
 

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